
ばね指とは腱鞘炎が進行し悪化した状態で、指の曲げ伸ばしの際に引っかかりを感じたり、ばねのように弾けるような動きが出現し痛みや腫れを伴う事もある病気です。
初期の段階では保存治療により症状が改善する場合も少なくないのですが、良くなったと思っても再発を繰り返したり、痛みなどの症状が悪化していく事もあります。
このように発症したばね指の症状が治りずらい時には、どんな原因が考えられどう対処したらいいのかについてみていきたいと思います。
ばね指が治らない時に考えられる原因
指に痛みがあったり動かしづらくて一見ばね指のように見えても違う疾患であったという場合があります。ばね指が治りづらい時には他の疾患を疑ってみる必要があります。
ばね指に間違われやすい病気には「手根管症候群」「関節リウマチ」「頸椎神経の圧迫」「痛風関節炎」「変形関節症」「ヘバーデン結節」などがあります。ばね指同様に手指に痛みを感じる病気ですが正確な診断は医師にしてもらう必要があります。
また、知らず知らずのうちに間違った対処法を行ってしまうとばね指の治癒が遅れるだけでなく悪化させてしまう場合があります。動かしづらいからといって無理やり引っ張ったり、過度なマッサージをしたり、痛みが強いうちに温めたりしていないでしょうか。
間違ったセルフケアを続けているとばね指が治りづらい状態になってしまいます。
ばね指の原因にはホルモンバランスの乱れや糖尿病などの基礎疾患、ストレスなどもあり、安静を保つだけでは治癒が進みづらい場合があります。
ばね指が治らない時の対処法
ばね指の治癒が遅れている場合、他の疾患を疑い早めに医療機関で診察や検査をしてもらいましょう。病気によっては治療が難しくなるものもありますので気を付ける事が重要です。
ばね指の症状の改善にはセルフケアも大事なのですが、医師の指導を仰ぐなど正しい方法で行うようにしましょう。
ばね指の治療は炎症を鎮めるために安静を保つのが大事なのですが、他の疾患を伴っている場合にはそちらも同時に治療していかなくてはばね指の症状は改善しません。
糖尿病などの基礎疾患をきちんと治療する事やストレスなど炎症を助長してしまう原因を取り除く事がばね指の治療の助けになります。
まとめ
ばね指は症状が進んでいくと自力で指を動かせなくなったり関節が拘縮してしまうため早期発見と早期治療が重要な病気です。
しかし、身体に起きている症状がばね指によるものかどうかという判断は素人には難しい面があり、上で紹介したように間違えやすい症状の病気がありますので間違った対処にならないように注意する必要があります。
一般的に病気は早期発見において治療を始める事で治療期間や予後に関係してくる場合がありますので気になる痛みや症状がある時には医療機関を受診して適切な診断と治療を受ける事をお勧めします。