
喉が痛いなーと思って鏡を見てみたら赤く腫れていて、よく見ると白い物もあるように見えます。「この白いのは何?」驚きますよね。
風邪をひいて扁桃腺が赤く腫れて痛むというのは経験のある方も多いと思いますが、白い膿のような物が喉にあるのは扁桃腺と関連あるのでしょうか。それとも他の病気になってしまったのでしょうか。
ここでは、扁桃腺に白い膿が出る時に考えられる原因や病気、対処すべきことについて紹介します。
扁桃腺の腫れについて
扁桃腺は喉に侵入してきたウイルスや細菌を攻撃する役目を持っていて、その侵入を拒むために活性化し赤く腫れて炎症を起こします。
扁桃腺が炎症を起こしている時の初期症状は、喉の痛み腫れ、熱などですが、これらの症状の他に白い膿のような物が出ているときは「化膿性扁桃炎」が考えられます。
ですが、化膿性扁桃炎はウイルスではなく細菌が原因になっていることがほとんどです。
その原因となる細菌には、
- 溶血性連鎖球菌(溶連菌)
- 黄色ブドウ球菌
- 肺炎球菌
があります。
扁桃腺の腫れを治すには?
治療には抗生物質が用いられますので、病院を受診する事が必要です。
病院から処方される抗生物質を飲む時の注意点を一つ。中途半端な抗生物質の使用は細菌が薬への耐性をもち薬が効きにくくなるというやっかいな問題を引き起こします。
症状が落ち着いてきても必ず出された分を全て飲みきるようにしてください。
心配になるのは他の人に感染るか・・・という事だと思います。扁桃炎自体はうつりませんが、原因菌となっている菌が溶連菌の場合は、溶連菌がうつる可能性があります。
大人であっても子供さんを看病するお母さんは濃厚接触者となりますので注意が必要です。
黄色ブドウ球菌や肺炎球菌は身体の常在菌ですので、人にうつることはありません。ただし、免疫力が落ちている時はその常在菌が悪さをして扁桃炎の症状となって現れる事があります。
痛みはないけど喉の奥に白い膿があるという時は膿栓が考えられます。膿栓自体は病気ではないのですが喉に違和感があり膿が匂いを発するので口臭がしたりします。
うがいで取れることもありますが取れない時や長引くような時は耳鼻科の受診をおすすめします。
まとめ
扁桃炎は抗生物質を使って治療する事で症状を和らげたり、治癒を早めたり出来る病気です。
日頃からのうがいやマスク等で喉のケアを怠らず、鼻呼吸を意識しで乾燥を防いだりまた、体の免疫力を高める事で予防も可能ですので、扁桃炎を繰り返し起こしやすいという方は心がけてみてください。