
舌が痛いと、おいしい食事も楽しく食べることができません。特に舌の裏が痛いと、しゃべることまでおっくうになってしまいます。
ここでは、舌の裏が痛みが出る原因に加えて、舌にできものが出来る原因などをまとめていきます。また、記事の後半では、舌の裏の痛みやできものへの対処法も紹介しているので併せてご活用ください。
舌の裏が痛む原因は?
舌の痛み方は人によって感じ方が違います。ヒリヒリしたり、ジンジンしたり食べるときにしみたりとそれぞれですが、原因はどんなものがあるのでしょうか?考えられる病気をあげてみます。
口内炎
舌の痛みを感じたときに、いちばん考えられるものが「口内炎」です。口内炎は、口の中の粘膜の炎症によって起こります。口の中に出来た傷に細菌などが感染して発症したり、何らかの病気の症状のひとつとして現れることもあります。
とくに、風邪などの病気で免疫力が低下しているときに出やすくなります。舌に出来る口内炎は赤く腫れることが多いのですが、進行してくると白っぽくなって真ん中に凹みが出来ます。
舌の側面や裏側にも出来ることがあり、食べ物を食べたり話をすると患部を刺激して痛みが現れます。
舌炎
ビタミンB12の欠乏や鉄分の欠乏、抗生物質の薬の副作用などが原因で舌に炎症が起きることをまとめて「舌炎」といいます。
症状としては、舌が赤く腫れてヒリヒリしたりして痛みが出ます。入れ歯などの刺激や熱いものを食べ、火傷して舌炎になることもあります。
唾液線炎・唾石症
細菌感染やアレルギー、ウイルス、免疫力の低下などが原因で唾液の分泌が少なくなる病気です。唾液線が唾石で詰まって唾液が出にくくなることもあります。
唾液が少なくなると、口の中が乾いて荒れやすくなります。そうなると細菌に感染しやすくなる悪循環に陥ってしまいます。
舌にできものが出来る原因
身体のどの部分でも、何かできものが出来ると心配になってきます。とくに痛みを感じなくても舌にできものが出来ることがあります。主な原因をみてみました。
地図状舌
舌に白く縁取りが出来て形が一定せず地図のように見える場合、「地図状舌」が考えられます。とくに痛みを感じること少なく、そのまま様子を見ることが多くなりますが、気になる場合は病院で診てもらいましょう。
舌ガン
「舌ガン」は、舌の側面や裏側に出来る悪性腫瘍です。舌のできものの中で、一番心配になるものです。
口腔内に出来るガンの中では比較的発症率が多く、転移もしやすいガンになります。女性に比べて男性は倍近く発症率があがります。進行が早いため、早い発見が重要になります。
舌ガンの症状には以下のようなものがあります。
- 白っぽいできもの
- 側面や裏側にできやすい
- できものが硬いしこりになっている
- 進行すると痛みや出血が現れる
舌の痛みやできものへの対処法は?

口内炎ができやすい人は普段から、なるべくビタミンBやビタミンCを摂るようにしましょう。また、疲れやストレスを溜めないようにしましょう。
早めに寝て無理をしないことが大切です。偏った食事も口内炎ができやすい身体を作ってしまいます。栄養バランスを考えて食べるようにしましょう。
できものが出た場合は、早めに耳鼻咽喉科や口腔外科で診察を受けるようにしてください。自己判断は危険です。舌ガンだけでなく、口内炎などでも治りにくい場合は他の病気が隠れていることもあります。
まとめ
舌にできものや痛みが出ると、日常生活もままならないこともあります。悩んでいるより、早めに病院へ行って診てもらいましょう。何もないことを確認するのも大切な診療になるのです。