
誰しも足の小指をタンスの角にぶつけて悶絶した経験があるのではないでしょうか。だいたいは、1-2分で痛みが引きますが、骨折してしまうとそうはいきません。今回は、そんな足の指の骨折の種類と治療法について見ていきたいと思います。
骨折の種類
足の指の構造は親指だけが、末節骨と基節骨の2つの骨からなっていますが、他の4本の指は、末節骨、虫節骨、基節骨の3つの骨からなっています。
ですから、どの部分の骨が折れたかで、骨折の種類が次のように分かれます。
- 末節骨骨折
- 中節骨骨折
- 基節骨骨折
通常足の指は、靴下や靴などで守られているので、手の指の骨折に比べて非常に少ないものです。
ですが、ちょっとした不注意がもとで、骨折が起きています。ちなみに、この中で一番多いのは、基節骨骨折だと言われています。
骨折と打撲の違い
骨折は、指が変形しているように見てとれます。また、指を動かすと微かにですが、軋むような音がし、激しい痛みが伴います。
内出血を伴い、短時間で腫れが大きくなれば、骨折の可能性が高いです。一方の打撲は、内出血があり、多少痛みはあっても、指を曲げることができます。
治療法
足の指を骨折したら、すぐその場で、応急処置をします。足の指の骨折は、一般に素足で硬い物に激しくぶつかった時や重いものが上から落ちて足の指にモロにぶつけた時に生じます。
この場合、ぶつかった指と隣の指の間に、スポンジやハンカチを折りたたんで少し厚めにしたものを挟んで、テープで固定してから、速やかに整形外科を受診しましょう。
治療としては、それぞれの骨折の状況によって、軽症の場合は、約2週間ほどギブスで固定させて、治ることもあり、親指は比較的重症になりやすいので、手術になる場合が多いようです。
足の親指が骨折した場合、通常他の指の骨折より、激しい痛みや腫れ、内出血などが起こります。また、親指の関節骨折の場合は手術が必要になるようです。
骨折してから時間がたってしまうと、骨と骨がうまくくっつかない場合もあるので、その時には、後々痛みが残ってしまうこともあります。
その場合、再度、手術が必要になることもあります。骨折したかもと思ったら、すぐに病院に行くようにしてください。
注意点
病院で専門の整形外科医がいない場合は、骨折を打撲と間違えられることもあるようです。
もし、腫れが引かなかったり、痛みが残っている場合は整形外科の専門医にレントゲン写真持参の上で、再度受診する必要があります。
完治までの期間
骨折の場合、手術はしなくとも骨折した指の傍らに副木を添え固定させ、骨と骨を完全に安全な状態にさせます。この状態で1ヶ月過ごします。
骨折の状況にもよりますが、その後リハビリを1-2ヶ月必要とします。症状にもよりますが、大体2-3ヶ月で完治します。
まとめ
足の指は本人の目からも遠く、小さい存在かも知れませんが、重い体重を支えてくれる、大事な身体の一部分です。骨折と打撲を間違えないように気を付けたいものですね。