鼻水がたまってる感じはするのに、かんでもなかなか出ないことってありますよね。息苦しいし、鼻をすっきりさせたいですよね。そこで、今回は、鼻の奥に鼻水がたまって出てこないときにおすすめの出し方についてご紹介します。
鼻水について
まず鼻水がたまって出ない場合には、ほとんどの場合がネバネバした黄色の鼻水だと思います。いわゆる蓄膿症と呼ばれるものです。
ひどい蓄膿症になると、自己治癒力で治すのは難しいのでまず耳鼻科にかかるようにしてください。耳鼻科で鼻水を吸引してもらい抗生剤の薬を服用する必要があります。それを補助するために、鼻水をかんでください。
鼻水=菌を体外に出すことによって、薬の効果が高まります。例えば、カレー鍋を洗うときカレーがこびりついてるのに、そのまま洗剤で洗ったりはしませんよね。
まずは水である程度カレーを落としてから、洗剤をつけて綺麗に洗い落とします。それと一緒で、鼻水も菌が体についてるものをある程度体外に出してからでないと、薬は全力を出し切れないのです。
おすすめ出し方は?
それでは、おすすめ出し方をご紹介しましょう。
鼻うがいをする
鼻から生理食塩水を流し込み、鼻水を一緒に出してしまおうということです。鼻に水を流し込むためには、スポイトなどを使用した方がうまくできます。ドラッグストアに行くと生理食塩水とあわせて購入することが出来ます。
生理食塩水は自宅で作ることも出来ます。生理食塩水とは0.9%の食塩水なので、1Lあたりの水に9gの塩を入れるだけです。
しかし、水道水をそのまま使用するのは控えてください。水道水には細菌が0なわけではありません。飲むことが出来るのは胃に殺菌能力があるからであって、鼻にはありません。
あらかじめ水道水を10分程沸騰させて殺菌してください。その後、人肌程度に冷ませたら、塩を入れて生理食塩水の完成です。
また、余ったものは捨てたほうが衛生的です。一度に1Lは使えないので、500mlずつ作るのをおすすめします。500mlの水に対しては4.5gの塩を入れてください。
電動鼻吸引機を使う
子供用のお母さんが口で吸いとってあげる吸引機を御存じですか?ドラッグストアなどで販売されています。それの電動版であり、掃除機の鼻水バージョンです。
ネットなどでも販売していますが、どれがいいのかは素人目には分からないことも多いかと思います。行きつけの耳鼻科で相談してみるのもいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?鼻水が明らかにあるのに、なかなか出ないということはもう自分自身で出来ることは実は少ないのです。耳鼻科にかかり適切な治療を行ってもらわないと、完治することは難しいです。
蓄膿症の患者さんは実際耳鼻科の医師でも診療時間にとても時間がかかります。それほど鼻水を取るのは大変だということです。
素人では出来ることも限られてきます。上記に書いたことも、必ず耳鼻科にかかった後に試してみるようにしてください。