
痰は喉などの粘膜を外からの細菌と戦って守った証です。私たちが健康に過ごしている間も痰は出ていますが、健康な内は問題ありません。
風邪を引いたときなど、体調を崩した場合に粘りのある痰などが咳とともに出るため、痰を意識するようになります。このような喉に痰が絡む病気には、どのようなものが考えられるのか紹介していきます。
気管支炎
風邪を引いた後で、ある程度、症状が治まっても痰が出る場合は、気管支炎になっていることが考えられます。この場合、市販の総合感冒薬は役に立ちませんので、病院へ行って適切な薬を処方してもらう必要があります。
鼻炎・副鼻腔炎
風邪に見られるような熱や咳はないのに痰がやたらと出ることがあります。この場合、鼻炎が原因で痰が出ていると考えられます。
また、あまりにも頻繁に痰が出るなら、副鼻腔炎になっている可能性があります。耳鼻科を受診して適切な薬を処方してもらいましょう。
肺炎
肺炎にもいくつか種類がありますが、黄色や緑色が混じったような痰が出る場合は、肺炎にかかっている可能性があります。
特に細菌性の肺炎ではそのような見慣れない色の痰が出ることが多く、咳と胸の痛みを伴うことがほとんどです。
風邪薬では治ることはありませんので、「風邪が長引いている上に変な色の痰が出ている」と感じたら、早期に病院へ行って、適切な処置を受けましょう。
予防法
痰を予防するには、喉の粘膜を保護してあげることが一番良い方法です。加湿器を使用して粘膜を保護することも有効ですがのど飴などで予防することもできます。
漢方が混じっているのど飴は簡単に手に入りますので、それを活用しましょう。また、実際に漢方薬などを処方してもらい、痰を予防することもできます。
最後に
大抵の場合、痰は総合感冒薬などで治まります。しかし、効果が見られないときは、深刻な病気になっていることがあります。「風邪が長引いているな」と感じたら早いうちに病院へ行って、適切な処置をしてもらうようにしましょう。