パソコンやスマートフォン、テレビやゲームなど、電子機器に囲まれて暮らしている現代人にとって、肩甲骨や背中の痛みは日常的に感じることが多いのではないでしょうか?
なぜ痛みが出るのかを知って予防したり、簡単にできる対処法を試してみましょう。ここでは、肩甲骨や背中が痛いときにおすすめの対処法についてまとめていきます。
目次
どうして痛いの?まずは原因を知ろう!
原因が分かれば予防できますね。まずは痛みの原因を探ってみましょう。
筋肉のコリによるもの
人はものを読んだり書いたりする時など、ついつい猫背になりがちです。見ることに意識が集中してしまうため、姿勢が楽な方へ傾いてしまうのです。
長時間、悪い姿勢が続くと肩甲骨や背中の筋肉に負荷がかかり、血流が悪くなって、筋肉が凝り固まってしまいます。いわゆる筋肉痛として痛みが生じるのです。大半の痛みはこれに当てはまります。
手や腰、内臓や神経の不調によるもの
肩甲骨は、腕や骨盤の動きにも連動しています。そのため、手を使いすぎたり、骨盤の歪みがあったりすると肩甲骨周りに痛みが出ることがあります。また、骨と神経と内臓、一見すると関係ないように見えますが、実は関連しています。
内臓が悪かったり、神経が圧迫されていたりすると肩甲骨や背中にも痛みを生じることがあります。加えて、精神的な疲れやストレスによっても痛みを感じたりします。
おうちでできる痛みの対処法
では、そんな日常的に感じる肩甲骨や背中の痛みを少しでも楽にするために、おうちでできる対処法には、どんなものがあるでしょうか?
おうちで簡単にできるストレッチ
おうちで簡単にできるストレッチを一つ紹介します。準備するのはタオル1枚(ハンカチやハンドタオルでもOKです。)
まず、タオルの端を両手で持ち、バンザイします。両手を広げる幅は肩幅よりやや広いくらいがいいでしょう。
そして、バンザイの状態から、ゆっくりと肘を曲げていき、タオルが頭の後ろに来るように腕を下げます。この時、両方の肩甲骨を内側でくっつけるイメージで行ってください。
痛みを感じるようであれば、両方の幅を広げると楽に行えます。腕の上げ下ろしを10回程行うと肩甲骨周りがポカポカしてきて、ほぐれてくるのが分かると思います。
歯磨きや洗顔のついでに行ったり、オフィスでも簡単にできたりするため、1日に何回か行ってみましょう。
冷やす&温める
もう一つ、痛みの部分を冷やす、または温めてみてください。急な痛みは冷やし、慢性的な痛みは温めると痛みが和らぐと思います。湿布も温感と冷感と2種類ありますので、場合によって使い分けて貼付してくださいね。
まとめ
放置すると岩のようにガチガチになってしまう、肩甲骨や背中の痛み。簡単にできるストレッチを習慣化して、痛みのない生活を送りましょう。
たまには、手や目を休め、大きくゆったりと身体をいっぱい伸ばして、心身ともにリラックスさせてあげるのも大事ですね。