脇腹や背中の痛みがあると、このあたりは内臓もあるところなので心配になります。この部分が痛い場合はどんなことが考えられるのでしょうか。ここでは、そんな右脇腹と背中の痛みの原因と対処法を紹介していきたいと思います。
原因は?
右の脇腹と背中の痛みの原因で内臓に関係しないものの中には、筋肉痛や便秘があります。「運動なんてしていないのに…」と思う場合もあるかもしれませんが、運動をしなくても同じ姿勢を維持してその周辺が凝り固まった時などに、筋肉痛という症状で出ることがあります。
また、便秘の時、腸がガスで膨満した時にそのガスの移動で痛みを強く感じる人もいます。また、便秘の時は、腰部が重たい感じがするので、背中の痛みとして感じる人もいるのです。
内臓に関係する原因もあります。右側に位置する内臓と言えば、肝臓。そこから伸びる胆管に石がたまることがあります。これを胆石といいますが、食後に右脇腹の痛みと背中への痛みが出ることが多く、それが続きます。
尿管結石も同じ石の出来る病気です。尿管結石は、尿が流れる時に一緒に石が移動するので、激痛が走ります。痛みの程度が強いので、右わきだらから背中にかけて耐え難い痛みが走ることが多いです。
対処法は?
もしも痛みを感じても、「あれ?おかしいな、でも移動や生活をおくるには問題ない」という場合、また指圧したりマッサージなどをすると気持ちが良いと感じる場合には、便秘や筋肉痛の可能性があります。
その場合は、少し休息を取る、また痛みのある部分をマッサージして血行をよくするという形で対処すればOKです。
また、急激に痛みが襲ってくる、またそれが頻回である。また耐えられずに思わずうずくまってしまう、吐き気などの他の症状が出るという場合は、病院を受診すべきですね。
炎症を起こしている場合には、自己判断で温めることは禁物です。そのため病院に行き、診断を受けると良いでしょう。病院に行くべきかどうかというのは、症状の程度、また付随した症状によって判断できます。
まとめ
身体の不調があると、心配になります。また腹部周辺であると内臓が近いので、より心配です。しかしおかしいという感覚は非常に大切です。
いつも感じている自分の身体の変化なので、自分が一番よくわかるのですね。痛みが長く続く場合、程度がひどい場合は、我慢をせずに病院に行きましょう。早めに対処することで、病気の早期で対処することができます。