
突然指が腫れているな~と感じたら、そしてそれが長引いてなかなか元に戻らなかったら……。
手足の指は何にをするにもよく用いる身体の大切な部位です。この部分が腫れてしまったら見た目だけでなく、あらゆる日々の営みに支障がでます。
そこで、今回は指の腫れや関節の痛みから考えられる原因と対処法をご紹介したいと思います。
目次
指の腫れや関節の痛みの原因
まず指や関節が腫れてしまったという症状には、さまざまな病気が隠れている可能性があります。1つ1つ特徴とともにみていきましょう。
膠原病
膠原病とは共通する性質をもつ病気の総称で、よく知られているものにはリウマチなどが挙げられます。膠原病は細胞と細胞の間のにある組織結合に異常をきたす病ですので、指の腫れや関節の痛みをひき起こします。
腱鞘炎・ばね指
これらは指の使いすぎが主な原因となって起こります。とくに腱鞘炎は指の付け根にできやすいのが特徴です。そしてばね指は指の曲げ伸ばし時に、縮めていたばねを放つようにぴーんと伸びたり、動かしずらさを感じます。
痛風
身体にたまった尿酸が関節の近くで結晶化することで強烈な痛みを感じます。読んで字のごとく、風が吹く程度でも痛みを感じるのが特徴です。
帯状疱疹
小さな赤いプツプツとしたできものができ、腫れ痛みを伴います。両手ではなく片側にのみできることが特徴です。
ヘバーデン結節
第1第2関節付近にぷっりくりとした腫れが生じてしまう病をさします。いまだ原因はわかっていないのですが、高齢の女性に多いといわれています。腫れにともなって痛みを感じるほか左右平等に腫れることがあるといわれています。
指の腫れや関節の痛みの対処法
では指の腫れや関節に痛みを感じる際、どのように対処すれば良いのでしょうか。
膠原病
まず膠原病による腫れや痛みには、主に薬物による治療がとられ、1つにはステロイド剤、2つめは免疫抗生剤です。しかし、これらは強い効き目があるため、長期にわたって服用すると副作用がみられるため使用期間には注意が必要です。
腱鞘炎・ばね指
腱鞘炎は関節付近の炎症が原因として起こりますので、対処法としては患部の安静、そして湿布や保冷剤などによる抗炎症処置を講じます。それでも治らない場合は、医療機関に行き、電機療法、ステロイド注射などが講じられます。
痛風
NSAIDsやコルヒチンなどの抗炎症薬を用いて治療を行い、並行して痛風の原因であるプリン体が含まれているビールやレバーといった食品を避けることが肝心です。
帯状疱疹
帯状疱疹はウイルスに感染することで起こりますので、抗ウイルス剤の服用や塗り薬による治療が行われます。
ヘパーデン結節
ヘパーデン結節には残念ながらいまだ治療法が確立していないため、出ている痛みを和らげる処置がとられます。その内容としては、痛みをとるステロイド注射や、患部のテーピング、良質なたんぱく質を含む食事を摂取する、冷やすとよくないため温める温熱療法がとられます。
まとめ
毎日使う手の指に起こる腫れや痛み。その背景に考えうる病はさまざまです。放置していても悪化することがあるかもしれませんので、症状が出たら早めの受診をこころがけましょう。