
鏡を見る時に、舌のチェックをしたことがありますか?舌は健康のバロメーターです。毎日チェックすることで、自分の健康状態を知ることができます。今回は、舌の色から健康状態を知る方法を色別にまとめてみました。
舌の健康診断【形と厚さ編】

色から健康状態を見分ける前に舌の「形」や「厚さ」に注目してみましょう。
形
朝、口を開けた時に舌を見ると縁に歯型がついていることがあります。これは舌がむくんだためで、前日の水分の摂り過ぎか腎臓の機能が低下しているため、味の濃いものの食べ過ぎ、冷えなどが考えられます。
すぐに戻るのであればいいのですが、身体全体がむくんだり長期間続くようなら他の病気が原因としていることもあります。気になる場合は受診してみてください。
反対に舌の周りに亀裂が見られる時は、身体の水分が減少して口の中が乾いている場合があります。水分をしっかり摂るようにして様子で受診してみましょう。
厚さ
分厚い舌は肥大舌といわれます。津液が停滞している場合があります。痩せた薄い舌は血液や水分が不足している証拠かもしれません。
舌の健康診断【色編】
それでは、本題の色から健康状態を知る方法をご紹介していきたいと思います。ここでは、「白色」「黒色」「赤色」「茶色」「黄色」の5色について解説していきますので、自分の舌の色と照らし合わせてみてくださいね。
白色の場合
舌の全体が白っぽいのは、健康な証拠です。舌苔と呼ばれる苔状のものが舌の表面に薄くついている時はとくに心配ありません。
しかし、白色が濃い場合は何らかの原因があります。白色のものを食べた食べカスや、細菌がついている場合、栄養不足、ストレス、冷えなどが考えられます。
明らかに白い場合は、消化器系の病気や血圧やコレステロール値の異常、甲状腺の病気、貧血なども考えられるので、体調が悪いようなら早めに受診するようにしましょう。
黒色の場合
舌が黒色になる原因は、何か病気を発症している場合があります。その病気が重症化したり慢性化することで舌が黒く見えることがあります。
舌が黒くなる原因としては、腎臓の病気や糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞などが考えられます。その他にも、慢性化した肩コリや腰痛、下痢、頭痛、冷えが原因となって黒ずむことがあります。
舌に厚みがあって黒く見える時は、筋腫や悪性の腫瘍、くも膜下出血なども考えられます。医師の診断を受けてください。
赤色の場合
風邪を引いた時など、身体に熱がこもると舌が赤く見えることがあります。感染症で舌が赤くなると同時にプツプツが出ることもあります。
舌苔が少ない場合は血行不良も考えられるので、高血圧や胃潰瘍、心筋梗塞、脳卒中の可能性も否定できません。赤みが取れずに体調が悪いようなら早めに病院へ行きましょう。
茶色の場合
健康な舌は薄いピンク色かうっすら白っぽいくらいです。茶色に見える時は様々な色が混ざっている場合があります。
胃炎や膀胱炎、気管支炎、扁桃炎、肺炎など、身体のどこかで炎症が起きていることもあります。また、病気とまではいかなくても、不眠や食欲不振、更年期障害などの影響で茶色く見えることもあります。
黄色の場合
舌が黄色で乾燥している場合も、感染症などを起こしている可能性があります。(身体に熱がこもり水分が減少していることが直接の原因です。)
また、熱の影響で皮膚炎を起こすこともあります。小さな子供さんは知らず知らずのうちに皮膚を掻いてしまい、炎症を起こしてしまったりします。炎症が起きると熱が出て舌が黄色く見えたりします。
さらに、脳梗塞や脳出血の前兆の可能性もあるので、日頃から高血圧の人は注意してください。
まとめ
舌の色を中心に見てきましたが、健康な白っぽいピンク色の場合を除き、何らかの病気が隠れている場合があります。気になる時は早めに病院で診てもらいましょう。