夏になるとたくさん出回るモロヘイヤ。アラビア語で「ムリキーヤ(野菜の王様)」と呼ばれクレアパトラも好んだといわれる由緒正しきお野菜です。
お手頃価格で栄養たっぷり!しかも、おしゃれなイメージのあるモロヘイヤでお料理はいかが?ここでは、モロヘイヤの食べ方や茹で方・茹で時間についてまとめてみました。
栄養をしっかりと摂れるモロヘイヤの食べ方
モロヘイヤを使いこなしてみたい。でもちょっと難しそう?そんなことはありません。要はアラビアの葉っぱものなのです。
茹でても、煮ても、炒めても、揚げても、美味しくいただけます。場合によっては生でも食べられます。茎をザクザクと小さく切って納豆に混ぜて薬味感覚で食べると美味です。
モロヘイヤの栄養をしっかり取るために必要なこと、それは短時間で調理することです。もっともポピュラーな調理法は茹でることです。お味噌汁やスープの具、お浸しなんて最高です。難しいテクニックなんていりません。しかも短時間で作れます。
じゃあ食べてみよう、作ってみようとなった時に、問題になるのはどこまで食べられるかです。葉っぱものですからもちろん葉は食べられますが、茎はどうなのと悩みます。
料理本やWeb上のレシピを見ても茎についてはあまり触れられていないのです。大丈夫です! 茎も美味しく食べられます。ただしスーパーで購入したものなら…。
スーパーの野菜コーナーで普通に売られているモロヘイヤでしたら葉も茎も安心、美味しくいただけます。なんの問題もありません。問題になるのは家庭菜園などで作ったモロヘイヤです。
モロヘイヤには毒性を含んでいる部分もあるため食用として安全かどうか判断が難しいのです。初心者はまずはスーパーで購入したモロヘイヤのみを使うと良いでしょう。
栄養を損ねない茹で方・茹で時間
さっそく下処理に取り掛かりましょう。普通の葉っぱものを扱うようにサクサク洗い、葉と茎に分けておきます。茎は固いのでゆで時間が違うんですね。
根っこに近い部分は固すぎて食べられないため捨ててしまいます。パート別に分けたら下処理はおしまい。次は調理、茹で方についてです。
モロヘイヤには栄養がぎっしり詰まっています。アンチエイジングに威力を発揮し、疲労回復や血液サラサラ、貧血予防にも効きます。
そして夏バテにも効果的です。夏野菜ですからね。夏に効果を発揮するのです。そんなモロヘイヤの栄養を損ねない上手な茹で方を覚えておきましょう。
まず茹でる湯はたっぷり使います。塩気をちゃんと感じる程度に塩を入れ、茹でていきます。そして栄養を損ねないために短時間で茹でることがポイントです。
まず茎を入れて、次に葉を入れます。目安時間は茎1分・葉っぱ20秒。短時間ですよね。さっとザルにあげて冷水で粗熱をとりましょう。これで茹で方は完成です。
まとめ
以上、モロヘイヤの食べ方、茹で方についてのポイント講座でした。意外と簡単ですよね?思い立ったらすぐに使える栄養満点の夏野菜、モロヘイヤ。ぜひいろんなお料理に活用して夏を乗り切ってくださいね。