ある日押入れに保管していた大好きなバッグを使おうと押入れから出したら、なんとカビていた!!!ってことはありませんか?特に難しい押入れのカビ対策はどのようにすればよいのでしょう?
押入れには何を収納しますか?収納の仕方はどうですか?
押入れと言っても大きさがそれぞれ違うので各家庭で用途も違うと思います。たいていは毎日出し入れしやすい高さには布団を、低かったり手がとどきにくい高い位置には、普段あまり使用しないものや季節ものの洋服・電化製品を収納すると思います。
それらを収納する前に考えてみてください。もしカビが発生するとしたら収納したものはどうなるだろうと。しまっているものがカビだらけになったら嫌ですよね。
ですので布団なら下にすのこを置き布団と布団の間に丸めた新聞紙を差し込むとか、バッグや季節ものの衣類ならそれぞれに湿気とり用の除湿剤を一緒に入れてから収納するなどの工夫が必要です。
これに加え、画像の「水とりぞうさん」のような置くタイプの除湿剤をいくつか置きます。
カビが発生しないようにする為の対策は?
上記の用途によって除湿剤やすのこなどの使用に加え、気を付けてほしいのは押入れの壁裏がどの部屋とつながっているかです。これは重要です!もし押入れの壁の向こうの部屋がお風呂であればなるべくならそこにカビやすいものは置かないことをお勧めします。
水周り(特にお風呂)は湿気を呼び込むからです。それでもそこにお布団などを置かないといけない場合は、カビの発生を防ぐ手段として、可能であれば扉を外し常に換気できている状態にする、そして湿気の多い日は特にですがマメに除湿機を使って除湿するようにしましょう。
押入れの収納物を時々掃除ついでに全て出して、押入れの中をしっかり乾燥させる。除湿機は一家に1台ではなく数台あると雨の多い季節は特に、また毎日仕事で家を空けている方にも各部屋の除湿ができ便利だと思います。
もしカビが発生していたら…
カビを発見したらすぐに押入れの物全て出し、押入れの中をしっかり掃除しましょう。その際、便利なのは重曹やエタノール(市販の80%に薄めてあるもの)です。エタノールは殺菌効果があり、カビ防止にも使われます。
空になった押入れの汚れを掃除機で吸い取り汚れを取り、臭いを消すことのできる酢水で中を拭き、最後にエタノールをかけた布巾で拭き、ドライヤーでしっかり乾燥させてください。
重曹は適量を小瓶にいれ、その上に布の蓋をかぶせ押入れの中に置いておくと消臭効果になります。
まとめ
カビ対策はこまめにする方が予防できますが、確かに面倒です。でも1度カビが発生してしまったらその方が片付けや掃除等大変です。皆さんの大切な物の為にもしっかりカビ対策しましょう!
また、押入れのカビが原因で病気になってしまうこともあります。詳しくは、こちらの記事でも解説しておりますので併せてご覧ください。