あなたはこれまでに手の指がしびれるといった症状を経験したことがあるでしょうか。指は日常生活でもしばしば使う体のパーツの一つですので、手にしびれがあると使用には窮しなくても、気になりますよね。
そこで今回は、指に起こるしびれ、指神経麻痺の原因と治し方をご紹介したいと思います。
指神経麻痺の原因
指にしびれや動かしづらさを感じる。このような症状は指神経麻痺であることが多いです。そのほかにも指にしびれや麻痺のような症状を感じる原因はありますが、今回は、指神経麻痺に焦点を当ててみていきたいと思います。
まず、指神経麻痺とはいったいどのようなものなのでしょうか。指神経とは、指の背面と手のひら側ともに存在する神経で、それぞれ2つずつ合計4つの神経が指には走っています。この神経に麻痺が生じると、症状としては以下のようなことが挙げられます。
- しびれ
- 腫れ
- 痛み
- 指に力が入れづらい
- 指の駆動力が落ちる
普段からよく使う手の指ですが、これらの症状があると日常生活に支障をきたしますよね。では、次の項ではこれらの症状を改善する方法をみていきたいと思います。
指神経麻痺の治し方
では、指神経麻痺が起こる原因とそれらへの対処法はあるのでしょうか。
まず、指に麻痺が起こる原因としては、指を酷使したり、指に過度な負担がかかっていることが考えられ、必ず原因があります。よく見られるのは以下のような原因があります。
- ボーリングなどの指の酷使
- ペンを使っての長時間にわたる手指の酷使
- 楽器の演奏
- パソコン作業
- 重いものを持ち続けた
指神経麻痺が生じる方には、ほかの病気などが関係しているのではないかと不安になる方もいらっしゃるかと思います。しかし、指神経麻痺である場合は、その原因となる行動が必ずといってよいほど考えられます。
上記に挙げたような原因行動のほかに手指をたくさん使ったことに思い当たる方は、こうした原因行動となることを控えることが、対処法として挙げられます。
手には手首から手指にかけて神経が走っており、痛みや麻痺にはとても敏感です。麻痺が気になった場合は、その原因が何かつきとめることが先決です。
まとめ
気になる指におこる麻痺。指神経麻痺である可能性がある方は、原因となっている行動を控えることが大切です。思い当たる行動時になるべく指に力をこめずに行ったり、手のストレッチなどを取り入れ、手の緊張をほぐすなどして指神経麻痺を回避しましょう。