
ゆっくりしたいと思って横になると吐き気で気持ちが悪くなる、寝ようとして横になると吐き気がする。このようなことで悩んでいる人は、実は多くいます。なぜ横になると吐き気がするのか、ここでは、その原因と抑える方法を紹介していきます。
吐き気はさまざまな病気のサイン
吐き気という症状自体、体が何らかの異常を訴えている証拠です。多くの病気に吐き気を伴うものがあります。胃腸炎、胃潰瘍、胃がん、風邪などパッと思いつくだけでもこれだけ上げることができます。
また、女性の場合、妊娠でつわりが出ると吐き気が慢性化してしまうこともあります。
吐き気の原因がはっきりとしているならば、深刻になることはないでしょう。しかし、心当たりがない場合は、非常に気になります。
その吐き気、逆流性食道炎かも?
吐き気を伴う病気の中でも、「横になる」という条件がつくと非常に限られてきます。逆流性食道炎はその代表的な病気です。
胃から胃酸が逆流することで食道や胃の入口周辺に炎症が起きて吐き気や胸やけなどの症状を伴う病気です。主に食べ過ぎが原因で逆流性食道炎になることが多くあります。次に多い原因がストレスや疲労です。
とくに疲労は軽く見られてしまいがちですが、非常に多くの病気の原因となっています。ストレスや疲労状態が続くと免疫力が低下することが知られています。
そのため、風邪などにも罹りやすくなってしまう状態になりますが、それ以外にも内臓が正常に働かなくなることもあります。胃酸過多が分かりやすい症例でしょう。
また、逆流性食道炎についてもっと詳しく知りたいという方は下記のページをご覧ください。
どのように抑えるのがいいの?
逆流性食道炎によって吐き気がしているならば、食後3時間は横にならないようにすることが必要です。どうしても横になりたい場合は、上体を上げるようにして横になりましょう。
胃酸の逆流によって吐き気がするのですから、それを防ぐことがポイントとなります。食後3時間は、消化活動が活発です。そのため、横になる場合は、食後から3時間以上経過してからのほうが望ましいのです。
また、胃酸の逆流を防ぐには体を起こした状態にすることも効果的なので、ある程度角度をつけて横になるようにすると、胃酸の逆流を防ぐことができます。
逆流性食道炎の場合は、食べる量に気をつけるようにしましょう。できるだけ腹八分で抑えるのがコツです。吐き気からくる気持ち悪さや炎症を抑えるために薬を服用する必要もあるかもしれません。
市販薬の胃薬などで効果がないなら、病院で薬を処方してもらうようにしましょう。
ストレスや疲労が原因の場合、できるだけリラックスできる環境をつくることが重要です。多くの人に効果があるとされているのは入浴です。
疲労回復と合わせてリラックス効果も非常に高いので、ストレス解消にも役に立ちます。入浴時に自分の好きな香りの入浴剤でさらにリラックス効果を上げる方法もあります。
最後に
横になった場合に吐き気がするのは逆流性食道炎の可能性が高いので、その対処法について触れましたが、吐き気がする病気は逆流性食道炎だけではないことも触れました。
紹介した対処方法で数日から1週間ほどで効果が実感できない場合、病院へ行って診察を受けるようにしてください。そこでしっかりと症状への対処法を聞くようにしましょう。