
吐き気を伴う病気は数が多すぎるために、吐き気だけで病気を特定することは、どんなに優れた医師でも無理なことです。
しかし、ほとんどの場合、吐き気以外の症状を伴っているので、問診などで、どの病気であるのかを特定することができます。今回は、吐き気がして目が回るときに考えられる原因と治す方法を紹介します。
めまいにも種類はさまざま
一口にめまいといっても、いくつかの種類に分けられています。
世界がくるくると回るような感じがする「回転性めまい」、ふわふわとした感じがする「浮動性めまい」や「動揺性めまい」、突然目の前が暗くなる感じがする「失神性めまい」です。
これらのめまいは、それぞれで原因も対処法も異なります。通常、回転性めまいが酷くなると吐き気を伴うことも多く、このような場合は、メニエール病や脳腫瘍、突発性難聴などの病気が考えられます。
脳の病気によるめまいの場合、回転性めまい以外にも浮動性めまいを伴うことがあります。
眼精疲労でもめまいと吐き気が
医師でも見落としがちになるのが、眼精疲労によるめまいや吐き気です。めまいや吐き気がするとき、耳鼻科や内科で診断を受ける人も多くいます。
そのため眼精疲労によるめまいや吐き気が見落とされてしまうことがあります。
眼精疲労になると、肩周辺の血流がまず悪化します。そのことから脳へと充分な酸素が送られず、めまいが起きるようになります。
たいてい軽度のめまいなのでそのまま放置してしまいますが、そうすると今度は突然の吐き気に襲われるようになります。
この段階で異常に気付き、病院へ行ってさまざまな対処を試しても効果が見られず、診療科目をたらい回しにされることもあります。
基本的には耳鼻科で診察を受けてから
吐き気がして目が回るときは、まず耳鼻科の診察を受けることからお勧めします。できれば総合病院が理想的です。
耳鼻科で特定できない場合、総合病院であれば、すぐに適切と思われる診療科目を紹介して即日で診察を受けられるからです。
その分、長い時間拘束されることを覚悟する必要があるので、その点は注意してください。
めまいがするときは、耳の奥にある三半規管などに問題が起きている、突発性難聴の可能性があるなど、耳鼻科で診察を受けたほうが原因がはっきりする病気が多くあります。
そこで特定できないなら、眼精疲労など別の要因を疑って、他の診療科目を受けるようにしたほうが効率的に処置を受けることができます。
最後に
日常生活から吐き気や目が回るときの対処法があるのかというと、ストレスを溜めないようにする、疲労をしっかりと解消させるなどが必要になります。
ストレスや疲労が原因で自律神経系が乱れて吐き気やめまいがすることもあるのです。その可能性を排除するには、健康的な生活を心がけていくことがポイントです。