
ばね指は主に指の使い過ぎによって腫れや痛みが現れ指を曲げたり伸ばしたりといった動きが思う通りに出来にくくなる病気です。
発症したら初期の段階で治療を始めないと再発をくりかえすなど完治が難しくなり手術が必要になってしまいます。
そうならないために予防はできないか・・・という点が気になるところですが、ばね指にはどのような予防法があるのかを診ていきたいと思います。
予防法1.安静を保つ事を意識する
ばね指の主な原因は指の使い過ぎによるものです。ばね指を予防するためには手指を酷使しないように日常生活の中で意識する事が大事です。
仕事上で手指を使う事が多い方や指に負担のかかるようなスポーツをする方は定期的に休憩を取り入れるようにし、疲れが溜まっていると感じる時には冷やしたりして炎症が起こらないようにしましょう。
また、仕事や日常の上で安静を保つのは難しい場合も多いですのでテーピングやサポーターなどを使ってみるのも効果的です。テーピングやサポーターを付ける事で動きが自然に制限され、動きのサポートにもなりますので手指への負担が軽減されます。
予防法2.ストレッチなどで血流を良くする
ばね指の原因の中にはホルモンバランスの乱れがあります。これは女性特有のもので更年期や妊娠出産によりホルモンバランスが乱れて血流が悪くなりばね指を発症しやすくなると言われています。
ストレッチでほぐしたりやマッサージは血流の改善だけでなく筋肉や腱のリラックスにもなり予防として効果的です。
簡単に出来るものでは手のひらを握ったり開いたりを繰り返すストレッチが予防になります。
また、前腕には手首を曲げたり指を握る時に働く「屈筋」という筋肉があり、この筋肉の疲労が進行すると手指のトラブルに繋がるのでセルフケアする事でばね指の予防になります。手の平を上に向け前に伸ばし、反対の手で親指以外の指を握って静かに反らしてストレッチします。
力を入れ過ぎると手首を痛めてしまいますので注意して行いましょう。
予防法3.基礎疾患を治療する
糖尿病や透析をしている患者さんは炎症が起きやすいためばね指を発症するケースが多くあります。これらの基礎疾患がある方は早急に治療をする事によりばね指の予防になります。
まとめ
ばね指は発症すると日常生活や仕事に支障が出てしまう可能性がありますし、症状が重症化すると手術が適応になります。普段から予防を意識して手指の状態を注意し酷使しすぎないような心掛けが必要です。
また、ばね指は予防と共に早期発見・早期治療が大事な病気ですので、疑わしい症状がある時には早めに受診するようにしましょう。