
ばね指とは仕事や家事、スポーツなどで指をよく使う人に現れやすい腱鞘炎が進行した症状です。指の曲げ伸ばしの時にひっかかる様な感じがあったり、痛みや腫れが出現する事もあります。
ばね指は悪化すると治療が長引きやすいので早期発見と早期治療が大事な病気なのですが、出来れば病院に行かずに治せないものかと思われる方も多いと思います。
ばね指が疑われる症状がある時の自然治癒の可能性についてみていきたいと思います。
ばね指が自然治癒する可能性
病院に行く前に少し様子を見たいと考えるのでしたら、違和感が少しあるといった初期の段階の内にセルフケアをしてみましょう。
ばね指の主な原因は手指の使い過ぎによるものですので、先ずは安静を保つようにしましょう。日常生活の中で安静を保つ事が難しい場合にはサポーターやテーピングを使い強制的に指の動きを制限する事が必要です。
血行不良がばね指の原因になる事もありますので、痛みがない場合はお湯に手をつけて温めるのも効果的です。
血行改善にはストレッチも有効ですので、手を握ったり開いたりを繰り返すストレッチをしてみるのも良いでしょう。
食事に気を付けるのも効果が期待できます。グルコサミン、タンパク質、ビタミンB群が豊富に含まれる食事を心がけ、炎症を悪化させる恐れがある刺激物の摂取は控えるようにしてみましょう。
人には自然治癒力がありますので、それを高める事により治る可能性はゼロではないと言えます。
ばね指を放置する事によるリスク
ばね指は初期症状の段階だと痛みや腫れもそれほど強くないので、放っておいても治るのではないかと軽く見られがちなのですが、重症化してしまうと仕事や作業だけでなく日常生活に支障が出てくるようになってしまいます。
ばね指を長期間放置する事による一番のリスクは「関節拘縮」という症状です。関節拘縮とは指の関節の動かしにくさが固定化されてしまう状態で、指の第二関節に起こる事が多く、曲がったまま伸びなくなってしまいます。
この状態になると治療が難しくなるので、その前に病院で治療を受ける事が望ましいと言えます。
まとめ
ばね指は早い段階からの対処が効果的であり、症状が軽いうちであればセルフケアで改善させられる可能性もあります。
しかし初期段階では指に違和感を感じたり弱い痛みがある程度のため、それがばね指の症状であると自覚しにくい場合が多くあります。
手指を酷使しやすい環境にいる方はセルフケアと共に、常に自身の状態をきちんと把握するように心がける事が必要です。