
ばね指とは手指の使い過ぎなどにより負担がかかることで発症する病気で、整形外科など専門の医療機関を受診して治療していきます。
しかし夜間や休日にばね指が発症し痛みがある・・・という時には応急処置で対応する必要があります。辛い痛みを抑えるために自分で出来る応急処置について見ていきましょう。
1. 一時的に痛い指を固定する
指の痛みがばね指によるものかもしれないと思ったら出来るだけ早いうちに対処する事が大切です。手指の使い過ぎが原因として考えられますので先ずは指への負担を軽減させるために休ませる事が第一です。
しかし休ませると言っても日常生活や仕事上で手指を使わないでいる事は難しいことですのでサポーターやテーピングなどで固定して強制的に手指の動きを制限させるようにしましょう。安静は痛みがある時の対処においても、予防や治療の上でも効果的な方法です。
2. 氷やアイスノン湿布などで冷やす
ばね指は腱と腱鞘が炎症を起こしている状態ですので、応急処置として痛い部分を冷やす事も効果があります。氷やアイスノンであれば自宅に常備してあることも多いと思われますので冷やして痛みの軽減を図りましょう。
また、冷湿布を家庭の常備薬として置いてあるお宅もありますが冷湿布には消炎作用の成分が含まれていて炎症を鎮める効果が期待できますので使ってみましょう。
3. 患部を温める
ばね指の応急処置として一般的な対処法は冷やした後に温めるという方法です。
冷やす事により痛みの軽減にはなりますが、ばね指の原因には血行不良がありますので冷やしたままでは余計に血行が悪くなりばね指が悪化してしまいます。患部を冷やした後には血行の流れを改善させるために温める事も必要な事です。
ただし、温めるのは冷やして患部の炎症をある程度しずめてから、という事が重要ですので温めるタイミングを間違えないようにしましょう。
まとめ
ばね指になる原因の多くは指の酷使によって起こる腱鞘炎の悪化によるもので、症状が軽いうちは上記のような応急処置で痛みを抑える事が出来ます。
しかし、ばね指は指の使い過ぎだけでなくホルモンバランスの乱れやリウマチ、糖尿病などが原因となっている場合もありますので基本的には医療機関で検査をして治療を勧めていく事が必要です。
ばね指をきちんと治療せずに放置したり、間違った方法で対処すると関節の動かしにくさが固定化されてしまう「関節拘縮」といわれる状態になってしまいます。
このような状態にならないように、応急処置はあくまでも一時的な対処法として捉えて痛みの症状があるばね指は専門医による検査と治療を受けるようにしましょう。