
耳鳴りにはいくつか原因が判明しているのですが、いまだにはっきりとは解明していないのが現状です。それ故に治療法にもこれをやっておけば良い、というものがないのですが、いくつか効果が認められている治療法が存在します。どういったものがあるのかを見ていきましょう。
整体・カイロプラクティック
まずは整体・カイロプラクティックです。耳鳴りの原因が、耳やその周囲の血流の悪さによるものである場合、筋肉の緊張状態の緩和や骨のバランス調整などを行います。これにより肩や首のコリがとれ、血流がよくなり耳鳴りが解消されることがあります。
また身体の癖による骨盤の歪みなどにより、全身の血のめぐりが悪い場合もあります。そういった場合は耳の周囲だけでなく、全身の緊張をほぐすことが大切になります。
足の組み方の癖や肘の付き方、噛み合わせなども筋肉・骨のバランスが崩れる原因となるため、心当たりのある場合は整体やカイロプラクティックで調整してもらうのがよいでしょう。
鍼灸治療
次に鍼灸治療です。鍼灸とは、「鍼(はり)」やお灸を使ってツボを刺激し、気や血の巡りをよくするというものです。目指すところは整体・カイロプラクティックと同じなのですが、こちらはアプローチ(手段)が異なります。
整体やカイロプラクティックなどの手技では届かない奥のツボを刺激できるため、整体やカイロプラクティックで効果がみられない場合は試してみるとよいと思います。
ただし、鍼が苦手という方も中にはいらっしゃいますので、その場合はあまりお勧めしません。鍼は特にリラックスした状態で打たなければ痛みを感じることが多いため、抵抗がないようでしたら試すのがよいでしょう。
投薬治療
上記の方法で効果が認められない場合は、投薬治療を検討しましょう。ただ投薬では症状を緩和することができますが、根本治療はなかなか難しいのが現状です。
そもそも耳鳴りというのは原因がはっきりとしていない場合が多いため、患者さんが訴える症状だけでは原因が特定できない場合が多いのです。頭が痛いから頭痛薬を飲む、といった感じで、あくまで症状を抑える目的で投薬が行われます。
まとめ
このように様々な治療法がありますが、ごく稀にメニエール病や突発性難聴などの病気が隠れている場合があります。その場合は投薬治療が必要なのできちんと診察をうけましょう。
メニエール病や突発性難聴には、耳鳴り以外にもいくつか特徴的な症状があります。それらの病気が疑われるようでしたら、早めの治療が必要ですのですぐに病院にいきましょう。
自己診断は中々難しいですが、不安であればまず病院にいくようにするのも一つの手段です。快適な生活を送れるよう、耳鳴りを感じたら放置せずにきちんと対処しましょうね。