
耳鳴りはとても耳障りで不快な症状であるにも関わらず当事者にしか聞こえないため周囲の人にその悩みが理解されにくい辛い症状です。
しかし、病院で検査を受けても原因がわからず、これといった治療法も提示されずにかえされるという事も少なくないようです。
このような場合でも人によっては漢方薬がよく効くケースがあります。耳鳴りには、どんな漢方薬が使われるのかを見ていきましょう。
漢方薬は効くのか?
漢方薬は東洋医学の分類になりますが、東洋医学では病気そのものだけを診るのではなく、その症状が身体全体のバランスが崩れた事によって生じているという捉え方をします。
そのため漢方薬での治療を行うときは「耳鳴りを抑える」という直接的なことではなく、全身のバランスを整え調子を良くし本来持っている治癒力を高める事で症状が出ている部分も改善していくという考え方に基づきます。
原因がわからないとされた耳鳴りも漢方薬は効果を発揮する事があります。また、自律神経失調症などの随伴症状として起こっている耳鳴りにも有効である事がわかっています。
おすすめの漢方薬一覧
耳鳴りの治療に使われる漢方薬を挙げてみましょう。
八味丸

高齢者に用いられる事が多く、足腰の冷えや夜中の頻回なトイレの症状にも用いられます。
また、八味丸については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
柴胡加竜骨牡蛎湯
また、柴胡加竜骨牡蛎湯については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
桂枝加竜骨牡蠣湯

神経のたかぶりを鎮め気力を付けることで心の状態を良くします。
また、桂枝加竜骨牡蠣湯については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
真武湯

新陳代謝の衰え、腹痛、下痢、手足が冷えて疲れやすい、などの症状に用いられます。
また、真武湯については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
苓桂朮甘湯

めまいや立ちくらみによくききます。低血圧、虚弱体質に人に用いられます。
また、苓桂朮甘湯については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
釣藤散

高血圧や動脈硬化に伴う耳鳴り、慢性的な頭痛や肩こりなどの症状の人によく聞きます。
また、釣藤散については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
まとめ
漢方薬は天然の材料から作られ2000年という長い歴史の中で経験が積み重ねられながら作られてきています。成分や効果がはっきりと解明されているのはほんの一部と言われていますが、その安全性は確率していて産婦人科でも多くの病院が扱っています。
漢方薬は即効性がある西洋薬とは違い効果が現れるのに時間がかかるものが多いため、服用は医師や薬剤師の指示に従い、少なくとも、2週間は続けたほうがいいようです。
中々効いてこないから・・・と焦らずにゆっくりと薬の効果が出てくるのを待つことが治療において大事なことの一つと言えるでしょう。