
何気なく毎日見えている目の前の世界が突然変わったら…とても不安になりますよね。しかし、それが徐々に起こることもあり得るのです。現代は目を酷使する環境にあります。
そこで今回は、片目だけ失明してしまうことで考えられる原因と、運転など日常生活にかかわる影響についてお話したいと思います。
片目だけ失明する原因
ものもらいや手術などで眼帯を使用したことがある方はわかるかと思いますが、片目が使えないだけで、視界は狭まり、日常生活も非常に不便なものとなります。
片目が失明してしまうことで考えられる原因はさまざまですが、以下に挙げてみます。
原因1.糖尿病
糖尿病は糖の分解を行ってくれるインスリンの分泌に異常が起こることで、血液中の糖分が高くなり、血流不良による合併症を引き起こしやすくなります。その一つに、視力への影響も挙げられます。
網膜にも血管が通っており、糖尿病により、網膜の血管がもろくなってしまうことで、網膜にシミやコブができてしまうことがあります。さらに、出血を引き起こし、網膜が剥がれてしまうことで失明につながることもあります。
原因2.多発性硬化症
視神経に炎症ができることで、視力の低下や、視野の中心部分が見え難い、失明などの症状が現れ、原因はいまだわかっていません。
原因3.網脈動脈閉鎖症
網脈の動脈が詰まってしまうことで起こる視界障害です。視界の一部が暗く見えてしまったり、そのまま暗い部分が見えなくなってしまうなどの症状が現れます。
片目が失明したときの見た目と車の運転への影響
片目が失明することで考えられる原因は上記のほかにも考えられますが、もし失明してしまった場合、見た目や車の運転といった私生活にどのような影響があるのでしょうか。
失明してしまった原因にもよりますが、緑内障や網膜閉鎖症などによって起こる失明では、瞼の開閉もできるため、一見気がつかれない方も少なくありません。ただ、被写体を瞳で追えないなど動きの鈍さから気づかれることがあります。
また、運転免許に関しても、片方だけの視力で0.7以上、視野が150度あればはく奪されたり、新たに取得できないことはないようです。
実際に取得時に両目が見えていても、生まれつき片目が見えなくても新規取得や更新ができたという方もいます。
まとめ
片目に起こる失明。原因はさまざまですが、少しでも見え方がおかしい、目に異変を感じるなどの変化があったら、すぐに眼科の受診を行いましょう。
そして、もしあなたが失明してしまっても、同様の症状で日常生活を楽しんでいる方がたもいます。気落ちせず、できることや感じられることはこれまで以上になるかもしれません。