
「今日は疲れたから早く寝たい!」「疲れたからよく眠れるはず!」なのに眠れないって経験はありませんか?疲れすぎると眠れなくなる理由があります。ここでは、疲れているのに眠れない理由と対処法を紹介していきます。
眠ることにも人間は体力を使います!
「えっ!?寝るのに体力使うの!?」と思われる方多いと思います。人間は眠っている間に疲れた身体を回復させ翌朝リセットするために、それなりの体力を使っているのです。そのため全ての体力を日中行動で使い切ってしまい限界に達すると、眠る体力すらなくなってしまいます。
原因と対処法
自分の体力を把握しましょう!
大体でも構いません。「1日にこれだけの予定でどれくらい疲れるか」が何となく分かるラインがあると思います。そのキャパシティーを超える予定を入れないように調節することも「いい眠りを確保すること」と「自己管理」に繋がります。
筆者は体力がなく、こういう事が多々あるので、出来るだけ1日の予定は重複して入れないようにしています。それでも立て込んで予定が入ってしまう事は誰にでもあります。
そんな日はどこかで休憩時間(目を瞑る時間)を15分だけ確保して、眠らなくていいので何も考えずボーッとしてみてください。それだけでも身体はリラックスできます。
疲れきった日のお風呂は短めに!
普段通りの1日ならゆっくりお風呂に入るのも気持ちがいいものです。ですが、このお風呂もかなりの体力を消費します。疲れきった日はぬるめのお湯で軽く温まる程度で切り上げましょう。
疲れすぎて脳が興奮状態
この状態では眠りたくても眠ることはまず出来ません。人間にはなくてはならない自律神経ですが、日中などの活動時は交感神経が優位になり、夜1日の予定が全て終わりリラックス出来たあたりから副交感神経優位になります。
この2つの神経がうまく切り替わることで人間は日々の生活を送れています。ですが、自律神経は自分の意思で切り替えることが出来ません。
朝起きて学校や仕事や家事育児を行い、食事を食べ、お風呂に入るという人間本来の生活スタイルが規則正しく行われることで、自然に切り替わるようになっています。
意思で切り替えることは出来ないけれど、普段の生活を意識すれば切り替えを促すことは出来ますので、疲れすぎず適度に疲れて、食事や入浴も規則正しく行うことが大切です。
またせっかくリラックスできて副交感神経優位になったのに、寝る直前のスマホやパソコン・テレビは交感神経を呼び起こします。眠りの質も悪くなりますので、使用は控えましょう。
まとめ
筆者先日外国人の知人と話す機会がありました。その時、彼女に「日本人は働きすぎね。仕事は結果が期限に間に合えばそれでいいのに日本人はその過程も全力でなければ認めてもらえない。過労死なんて言葉は日本にしかないよ。」と言っていました。
確かに日本人は真面目で働きすぎですよね。視野を広げて、力を抜けるところで抜かないと、身も心も持たないなと考えさせられました。
「抜けるところで力を抜く」を頭の片隅に置いて、疲れたらこれを思い出して力を抜いてみてください。筆者も知人の言葉を思い出しながら、力を抜くことを覚えていこうと思います。