
鼻に違和感を感じたことはありませんか?違和感という表現は、曖昧かもしれませんが、痛みではなく「なんだか、いつもと違う」ということです。喉に違和感を感じたことがある方は多いかもしれませんが、今回は、鼻の奥の違和感についてご紹介します。
鼻茸
「鼻茸(はなたけ)」というのは、鼻水のせいで鼻の粘膜が水ぶくれ状態になり、それが膨れ上がって、キノコのようなものが鼻に生えている状態になることです。鼻に出来物ができたという状態なので、違和感を感じるということです。
この鼻茸は、抗生剤などでは治りません。鼻茸に効く薬は、実はアレルギー薬です。鼻水のせいで出来るものですが、短期的な鼻水で出来るものではなく慢性的な鼻水によって出来ます。しかし、アレルギー薬を飲み続けないで、服用をやめてしまうとあっという間に元の大きさに戻ってしまいます。
また、これを外科的手術で取ることもできます。この手術は麻酔も含めて1時間程で外来で終わりますので、簡単なものになるので安心してください。キノコの根元にワイヤーをひっかけて、プチッと切り離すようなものです。
後鼻漏
鼻水がドロっと喉に流れてきて「鼻水飲み込んじゃった!?」と思ったことはありませんか?この現象を「後鼻漏(こうびろう)」といいます。
簡単にいうと鼻腔から出てきた鼻水が喉の後ろに漏れ流れていくということです。鼻水は人間の体の仕組みにより、毎日1リットル以上の鼻水が喉を通って体内へと流れています。
これは常に行われているので、違和感を感じることはありません。しかし、この鼻水が大量に分泌されるようになると、通常より大量の鼻水が喉を通ることになり人は違和感を感じます。
後鼻漏を起こすということは、鼻の正常機能です。正常機能が出来なくなると、鼻水を喉に流すことが出来なくなり、皆さんの知っている鼻水として外部に出てきます。
後鼻漏の違和感ということは、鼻水が大量に分泌されているということです。鼻水の原因としては、アレルギー性鼻炎か、副鼻腔炎の可能性が高いです。
アレルギー性鼻炎の場合は、サラサラした透明な鼻水が、副鼻腔炎の場合はネバネバ、ドロドロした白色・黄色の鼻水が出るので、自分が今どんな鼻水が出ているかを把握して対処してみてください。
上咽頭炎
喉の上の部分の炎症という意味です。喉と鼻は繋がっていますが、そこの境目付近が上咽頭になります。上咽頭炎を起こす原因は、上記の後鼻漏が原因ともいえます。「鼻 → 上咽頭 → 喉頭(喉)」の順で、鼻水が流れていきます。
菌の入った副鼻腔炎の鼻水や、過剰に分泌されたアレルギー性の鼻水が咽頭に流れてこれが付着すると、炎症を起こすということです。この場合も、鼻水の性質を把握してそれに適した薬を服用してください。
まとめ
いかがでしたか?外傷的遺物の鼻茸、鼻水による後鼻漏や上咽頭炎が原因とされます。最終的には、鼻水を出さないようにすれば鼻の奥の違和感を感じなくなると思います。マスクなどの予防や、適した薬を飲むようにしてください。