
手元を見てください。あなたの爪は何色をしていますか??爪は健康のバロメーターとも言われ体内に異常が起きていると爪が変色したり、変形したりします。綺麗なピンク色をしていたら健康な証拠。
日頃からちょっと爪を気にしてみてください。ちょっと変かなぁと思ったら体のどこかで支障が起きている現れかもしれません。そんなわけで、今回は、爪が変色する病気について色別にまとめていきます。
目次
黒い場合
爪下血腫
爪が黒く変色してしまいます。指や爪に何らかの圧力や衝撃がかかり内出血を起こした状態です。簡単に言うと血豆のようなものです。ランニングなど足に負担のかかるスポーツをしている人によく現れる症状です。
また、サイズの合わない靴を履いている場合にも起こります。黒く変色した部分は伸びてくると剥がれ、新しい爪が再生します。
黒色腫
ぶつけたわけでもないのに爪床に黒褐色の斑点が現れたり、1本だけ黒く変色するのは「黒色腫」の可能性があります。体内で何かしらの異常が起きている可能性があるので専門の機関で相談するようにしてください。
爪の下のほくろ
そのほくろのようなものが爪の成長とともに線のように伸びたり、変化する場合は内蔵疾患が疑われます。不安なようでしたら、検査を受けるようにしてください。
淡黒い爪
血液循環が悪く、「脳充血」を起こしている可能性があります。この症状の多くは副腎機能の減退が考えられます。この場合も検査を受けるのが望ましいです。
白い場合
爪甲白斑
「そうこうはくはん」と読みます。爪にぽつんと白い小さい斑点や白い線が現れる症状で、子どもや若い女性に多く見られます。
爪の成長とともに消えていくのがほとんどです。爪が爪母で作られる時に空気が入っただけなので問題ありません。
爪白癬
爪が白癬菌に感染して起こる症状です。1~2本の爪の先が白っぽく濁って厚くなり、ボロボロになってくるようなら爪白癬の可能性があります。他人に移してしまうため皮膚科への受診をおすすめします。
痒くないからといって放っておくと症状が進行し、爪には薬の浸透も悪いため治療が長引いてしまいます。軽い症状のうちに治療を開始しましょう。
また、爪白癬については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
内蔵疾患
爪全体が白く濁っている場合は注意が必要です。肝硬変や肝臓癌、慢性肝炎などの疑いがあります。早めに病院に行き診断してもらいましょう。
貧血
爪の下の爪床と言われる部分が白っぽくなります。爪に圧力を加えたあとすぐにピンクになる場合は問題ありませんが、戻りが悪かったり常に白い状態の時には「鉄欠乏性貧血」の可能性があります。
爪全体に動かない白い帯がある場合には…
この症状がある場合は血液に何らかの異常が起きている可能性があります。全部の爪に同じような症状が現れます。
「ネフローゼ症候群」の場合、血液中のタンパク質が尿に混じって大量に流れ出てしまう症状で、爪の根元の半月に平行するように2~3mm幅の白い帯が現れます。
この帯は爪の下で起きている症状なので爪が伸びても同じ位置から動きません。
黄色い場合
喫煙による変色
体内に侵入したニコチンが原因で爪が変色します。マニキュアを頻繁に塗っている場合も同じような症状が出ます。
薬の副作用による変色
ビタミンB3や抗生物質の内服によって爪が変色します。
全身疾患による変色
- 糖尿病
- 心疾患
- シェーグレン症候群
- エイズ
- 乾癬(慢性の皮膚角化疾患)
これらの病気により爪が黄色くなることがあります。体調に変化が見られた場合は専門医への受診をおすすめします。
緑色の場合
グリーンネイル
爪に「緑膿菌」という細菌が感染して発症します。この細菌は常在菌なので日常の至るところに存在します。
ジェルネイルをつけ続けていると、一部が剥がれた時に爪とネイルの間に隙間が出来て水分が溜まりやすくなります。そこに緑膿菌が感染し繁殖してしまう場合があります。ネイルをつけて水仕事をする人は注意が必要です。
カンジダ症
こちらもグリーンネイルの1種なのですが、カンジダ菌に感染していると爪が緑色になることがあります。加えて、先ほど、出てきた「白癬菌(爪白癬の原因菌)」に感染した場合も緑に変色することがあります。
また、カンジダについては、こちらのページでも詳しく紹介しています。
赤い場合
多血症
多血症は、血中のヘモグロビンや赤血球の量が増える症状です。他の症状として頭痛や体の痒み、目の充血などが見られます。悪化すると動脈硬化や心筋梗塞などの重大な病気になることもあるので早めに受診しましょう。
糖尿病
糖尿病は、体内のインスリンというホルモンの働きが弱まることで発症する病気です。糖尿病の症状の1つに、この爪が赤くなるというものがあります。
これ以外にも糖尿病を患うと様々な症状が現れます。詳しくは下記のページで解説しておりますので、併せてご覧ください。
まとめ
今回は、爪が変色する病気を黒・白・黄色・緑・赤の5色に分けてまとめてきました。あくまでも、ここに挙げたのは爪の変色の一例でしかありませんし、同じ病気が原因で別の色になることもあります。ですので、気になる症状が出ている場合は、早急に医療機関で診断してもらうようにしてください。