
口の中に白いできものができることはよくあることですが、その原因や症状は多岐に渡ります。ここでは、口の中に白いできものができる病気を一覧にしてまとめていきたいと思います。
アフタ性口内炎
口内炎の中で最も多いのが、アフタ性口内炎です。アフタとは灰白色斑のことですが、アフタが口内粘膜上にできて、周囲が赤く盛り上がり中央部が凹んで白くなっているのが特徴で痛みを伴います。
主な原因は口の中の粘膜を噛んで傷つけたりして、傷口から細菌が侵入して繁殖することです。口内洗浄液を使用してうがいをし、口中を清潔に保つことが最善の治療法です。そして粘膜を弱らせないような食生活を心がけることも大切です。
白板症
舌の横や舌下と前歯の間の粘膜の一部が米粒くらいの白い斑や板状のしわになります。白色の程度は症状により多様です。痛みは伴いませんが、がんの前段階である可能性が高いことが多いと言われています。
原因としては喫煙や飲酒があげられますが、入れ歯などの金属によって粘膜が長期間刺激を受けたりすることも原因の1つと考えられています。
生検という組織の一部を切り取って行う検査の結果、がんと診断されれば手術やレーザー治療などにより直ちに取り除く必要があります。
口腔がん
口腔がんは、多様ながんの種類のなかの1パーセントから3パーセントを占めていると言われます。食事をしていて少し滲みるような痛みを感じ、触ってみるとしこりがある。
または歯茎の腫れやただれ、出血などによる口臭がひどい、首や肩にしこりがあるなど、多様な症状となって現れますが、原因の第1位は喫煙で、第2位が飲酒です。
その他にも入れ歯などによる粘膜への慢性的な刺激が原因になっていることもあります。口腔がんといっても部位により種類がありますが、代表的なのが舌がんで、口腔がんの約5割近くを占めています。
治療法ですが、一般的ながん治療と同様に、放射線療法、抗がん剤治療、あるいは手術があります。症状によって適切な治療法が選択されます。
カンジダ性口内炎
症状として、口内全体に白い苔状のものが広がった状態が多くみられます。口内でカンジダというカビの一種の真菌が繁殖したことによって発症するので、治療には抗真菌剤が使用されます。
カンジダという菌は通常は誰の口内にも存在するものですが、健康状態の変化により免疫力が低下していたり、糖尿病などの疾患を患っていたりすることが原因となっていることが多いと言えます。
まとめ
口の中に白いできものができる原因は色々あるのですが、常に口の中のケアを心がけていれば予防できることが多いのです。それから喫煙が原因となっていることも多いので、喫煙されている方は禁煙を心がけることが大切です。