
巻き爪は悪化すると膿むことがありますよね。その際に、膿を出した方がよいのか、放置しておいた方がよいのか…悩む方も多いと思います。今回は、巻き爪が悪化した時の膿の対処法についてご紹介いたします。
巻き爪の膿の出し方
巻き爪が悪化して膿・出血を伴っている場合、巻き爪ではなく「陥入爪(かんにゅうそう」と呼ばれる状態になっています。爪の端の部分が棘のように、皮膚から内部へ向かって突き刺さり、炎症を起こしている状態です。
巻き爪の方はよく爪の端を切って一時的に痛みを和らげていますが、そのたびにさらに爪が巻き込んでしまい、重症化して陥入爪になってしまうのです。
この陥入爪という状態は、皮膚から内部へ向かって爪が突き刺さっており、足の爪ということもあり細菌が侵入しやすくなっています。
細菌が侵入すると体内の免疫機構が働いて膿が出るのですが、膿を無理に出そうとするとさらにひどい細菌感染を起こすおそれもあります。
膿が出たら消毒すればよいというわけでもありません。いち早く病院を受診することをおすすめします。
ただし、どうしても自宅で膿を出したいという場合や痛みがひどくてどうしようもない時には、応急処置として以下の方法があります。患部を石鹸の泡と流水でよく洗い、清潔なタオルなどで水気を拭き取ります。
この際、皮膚を柔らかくするためにお湯の方がよいでしょう。殺菌消毒薬で患部、周辺を消毒します。膿が溜まった部分の周りを、化粧用のコットンやティッシュなどで適度な力を入れておさえ、膿を押し出しましょう。
そして、清潔なガーゼなどで膿を拭き取り、再度消毒した後、清潔なガーゼなどをあてて様子を見ましょう。
巻き爪による膿を放置すると?
「たかが巻き爪だから」と言って、放置しないでください。巻き爪が悪化して陥入爪になり、膿が出た状態で放置してしまうと、最悪の場合「切断」という可能性があります。
そこまでいかなくても、炎症が悪化し、治療も困難で長期化してしまいます。巻き爪は足先に起こるため、痛みによる歩行困難を伴う場合があります。手術が必要となることも多々あります。
爪の端を切って自己治療をしている方も時々いらっしゃいますが、爪はまた伸びてきて痛み・化膿を繰り返すだけです。
まとめ
ここでご紹介した膿の出し方はあくまでもその場しのぎのものです。巻き爪は、化膿して痛みが激しくなる前に、一刻も早く皮膚科の専門医のいる病院を受診しましょう。正しい治療を受け、短期間で再発しないようにしましょう。