
「ぶつけた覚えはないのに、こぶができている」というケースは珍しくありません。当然のことながら、このような症状が出ると多くの人は不安を覚えるでしょう。
しかも痛みを伴わないとなれば、なおのこと不安になるでしょう。今回は、頭のこぶに関する情報を紹介していきたいと思います。
脂肪腫
痛みがないこぶができたときに、一番多く見られるケースが脂肪腫です。比較的柔らかいものです。脂肪腫はどこにでもできるものですし、多くの場合は良性の腫瘍です。
できた部位などによってはそれほど気にすることはありませんが、頭部にできた場合は、整形外科などに行って相談を受けましょう。
放っておいても直接的な害はありませんが、診断までに必要な検査は時間を多く必要とするので、早い段階で医者に相談することをお勧めします。
粉瘤
毛穴づまりを起こすとできやすいのが、粉瘤です。比較的固いことが多く、新陳代謝がうまくいかずに皮膚の老廃物をうまく排出することができなくなることで引き起こされるものです。
しかし、重大な危機に陥ることは少ないもので、皮膚科や形成外科などで診断を受けてくれます。
一般的に抗生物質の投与で炎症を抑えることが可能なので、それを目的とした治療が施されます。切除するかは、診断を受けた人次第です。
石灰化上皮腫
未成年であれば、石灰化上皮腫という病気も考えられます。この病気の原因は、よく分かっていませんが生命の危険になることはほとんどありません。
黄色っぽく見えたり黒ずんで見えるこぶで、まれに押すと痛みを伴うことがあるようです。
自然治癒することはまずないものですので、石灰化上皮腫だと診断されたら、手術が必要になります。皮膚科か形成外科などで診断を受けることができます。
骨腫
自覚症状も薄く、非常にゆっくりと大きくなっていくため気づきにくいものですが、骨腫というこぶも考えられます。
骨腫は骨などの形成がうまくいかないことで起きるものですが、肥大化が非常にゆっくりとしているため、自覚がしにくいものでもあります。
直ちに生命に関わるものでもありませんし、目立たない場合は、放っておいても問題ない良性の腫瘍の一つです。骨でできているため触ると硬いのが特徴です。
最後に
痛みを伴わないこぶは、生命の危険に直結することは少ないことが一般的です。今回のように痛みがないこぶができているのを自覚したら、まずは皮膚科へ相談することをお勧めします。
多くの場合は、皮膚科で対応してくれるでしょう。ただし、適切な診断を受けるには、CTスキャンやMRIといった時間がかかる検査を受ける必要があります。
ですので、異常に気づいたら早期に診断を受けるようにしましょう。早めの診断を受けることで、不安も解消されます。気になったらすぐに医師に相談しましょう。