
突然指になにかできものができて、しかもそれが痒かったらとても気になりますよね。手に現れる疾患の原因にはさまざまなものが考えられます。
そこで今回は、指にできるぶつぶつおよびかゆい水ぶくれの原因と対処法をお教えしたいと思います。
指や指の間にできる水ぶくれの原因
まず、指は体のなかでもとてもよく使う部位のひとつです。イコールさまざまなものにも触れたり疲れているということをも意味します。そんな指はいろんなものと触れることで引き起こる病気も少なくありません。それではさっそく考えられる原因をみていきましょう。
手湿疹
モノや生き物、食べ物などの接触によって引き起こされることが多く、かゆみをともないます。また、仕事や家事で水仕事をよく行う方や、洗剤やシャンプーといった強い洗浄成分に触れる方は、細胞と細胞の間を埋めてくれる細胞間脂質が減少し、生じることもあります。
対策として、かぶれの原因になるものには直接接触しないようにすることをこころがけましょう。
脂漏性湿疹
皮脂が漏れ出ることで中の細菌が原因で起こります。原因としてはホルモンバランスの乱れや、不規則な生活、アルコールやたばこなどの嗜好品が挙げられます。
対策としては、生活のリズムをきちんと整え、バランスの良い食生活を心がけること、そして皮脂をためすぎないようケアすることです。
乾燥性湿疹
脂漏性とは反対に乾燥しても湿疹が起こります。最初に挙げた手湿疹同様、細胞と細胞の間を埋める脂がなくなることで生じます。
対策としては十分な保湿をこころがけましょう。
白癬
水虫のことです。水虫は足だけでなく手にもできる疾患です。とくに自分の水虫に手で触れることで感染したり、ウイルスの付いている部分に触れることで起きます。
対策としては、水虫専用の薬によってウイルスを除去、治癒まで待ちます。
汗疱
指や掌に小さなプツプツができるのが特徴です。汗腺がなにかかかわっているのではないかといわれていますが、はっきりとした原因はいまだわかっていません。
対策としては、汗をかいたらしっかりと拭いたり洗って清潔に保つことです。
マラセチア毛包炎
マラセチアというウイルスに感染することで生じます。
マラセチアはカビの一種ですので、環境をきれいに整えることが予防につながります。
指の水ぶくれがかゆいときとかゆくないときの違い
次に、指にできた水ぶくれがかゆいときとそうでないときの違いと、それぞれの対処法をご紹介したいと思います。
まず、手湿疹ですが、強い薬剤や物との接触によって起こることが多いため、ほとんどの場合かゆみがないことが多いです。手湿疹ができてしまった際は、なるべく家事を行う際などはゴム手袋をはめる、直接洗剤等に触れないようにするなどが肝心です。
またできはじめの初期に皮膚科にてステロイドを処方してもらうことが大切です。
次に、脂漏性湿疹ですが、こちらは額などの皮脂が分泌されやすい部分にできやすいのですが、指にもできることがあります。かゆみはほとんどないのが特徴です。もしなってしまったら、肌を清潔に保ち、刺激の少ない洗浄剤で洗うようにしましょう。
そして乾燥性湿疹ですが、乾燥によって起こるため、なによりもまずは乾燥しないよう保湿を心がけることが大切です。また、乾燥するため肌にかゆみが起こります。
白癬は、足にできる水虫と異なり、強烈なかゆみをもつことはほとんどありません。対処法としては、皮膚科にて外用薬を処方して毎日塗るようにしましょう。
また、汗疱は原因が特定されていないため、なんとも対処が言いにくいのですが、汗腺のかかわりが指摘されていますので、こまめに汗を拭いたりと清潔に保つことが大切です。かゆみはあったりなかったりだといわれています。
まとめ
見た目にも気になる手の指にできる水ぶくれ。症状をよく把握し、皮膚科の先生に伝え早期に治療をして悪化を防ぎましょう。