スマートフォンやテレビ、パソコンなどを使う機会が多い方で「目が疲れた…」と感じる方も多いのではないでしょうか。目の疲れが肩こりや頭痛をもたらすこともありますよね。今回は、目が疲れる原因とその解消法についてまとめました。
目が疲れる原因
目の表面はいつも涙で覆われていて、乾燥を防ぎ、細菌などの侵入からも目を保護しています。
パソコンやスマートフォンの操作などで、じっと画面を見続けるとまばたきの回数が減少し、目の表面が乾いていわゆる「ドライアイ」の状態になってしまいます。
このドライアイは目の疲れを感じさせるだけでなく、目の痛みを引き起こすこともありますので注意が必要です。食生活でも、ビタミンB群やビタミンAなどが不足していると、目が疲れやすくなってしまいます。
老眼や乱視、近視、遠視などで、度の合わないメガネやコンタクトレンズを使用していると、目に負担をかけ、疲れの原因となります。
睡眠不足や不規則な生活、過度のストレスがかかっていたりすると、身体的にも精神的にも疲れてしまいますよね。その時に、目ももちろん疲れていることがあります。身近な生活習慣の中に、目の疲れの原因が潜んでいるのです。
また、ドライアイについては、こちらのページでも詳しく紹介しています。
目の疲れ解消法
日常生活の中で簡単に行える目の疲れの解消法をいくつかご紹介します。ビタミンB群やビタミンAは目の疲れの予防・疲れを溜めないのに効果的なビタミンです。
バランスの良い食生活を心がけることで、目も疲れにくい状態になります。パソコンやスマートフォンなどで作業している時に目の疲れを感じたら、目を閉じたり、遠くを見たりなど、目を休憩させてあげることが大切です。
また、操作中に意識的にまばたきをするようにしましょう。涙が分泌されて、目の乾燥を防げます。
また、疲れた目をホットアイマスクでほぐしたり、ソフトなマッサージで目の周りの筋肉やツボを押してあげることがおすすめです。
マッサージをする部分としては、目頭や目の下部、こめかみなどは軽くおさえてあげることで、目の疲れを和らげる効果があります。
また、目玉を上下左右に動かすことで、目の周りの筋肉のこりをほぐし、血行をよくする効果が期待されます。
まとめ
目の疲れは現代人にとってはなかなか避けられないものです。しかしながら、五感の一つでもある「見る」ことを担っている目のケアをおろそかにしてはいけません。上手に目の疲れを解消し、健康な目を保っていきましょう。