目に痛みを感じて、鏡を見てみたら目が真っ赤!そんな経験をしたことがある方はいらっしゃいませんか?コンタクトをしている方やパソコンやスマートフォンなどでお仕事や作業を頻繁にされる方にとっては、目に痛みを感じると作業に差し障りが出てしまいますよね。今回は、目の充血・痛みの原因と治す方法をまとめました。
目の充血・痛みの原因
目は体の中でもとくにデリケートな部分です。主な原因は、目にゴミが入ったり、それによって強くこすってしまったりすることです。
また、コンタクトが合わなかったり、プールや海で泳いだ後や長時間紫外線を浴びたり、花粉症などのアレルギーをお持ちの方は、充血や痛みを感じやすい傾向にあります。
目の痛みと共に肩こりや頭痛が合併している場合、目の使い過ぎにより目の疲れから痛みが生じていることがあります。
女性の方では、アイメイクで目の充血・痛みを生じる可能性があります。メイクの成分が目の粘膜に炎症をもたらすおそれがあるためです。
また、病気の症状の一つとして、目に痛みや充血が起こっている場合もあります。これは眼科領域だけの病気だけではなく、全身の病気であることもあります。
たかが充血・痛みだからといって放置しておくと、全身状態が悪化してしまう恐れがありますので、十分に気を付けましょう。
目の充血・痛みを治す方法
目薬
眼精疲労や目にゴミが入った場合、目薬で症状を緩和することができる可能性があります。自分の目の痛みに合った目薬を選ぶことが重要です。
目にゴミなどが入ったときは目薬で外に押し流すこともできます。下まぶたを引っ張って一滴落とし、こぼれないように数秒間目をとじるという方法が正しい目薬の使用法です。
目薬の先は目の粘膜やまつげなどに当たると汚染してしまう可能性があるため、気を付けましょう。
寒冷・温熱療法
目の充血、ゴミなどの異物混入の場合は、目の炎症が起こっているため冷やすことをおすすめします。
また、長時間のパソコンの使用など、目の酷使による眼精疲労の場合は、温めることで血行をよくし、痛みなどの症状を和らげることができます。
この対処法は温めるか冷やすかで効果が違いますので、間違った判断をしないように気を付けましょう。
マッサージ
目の酷使などによる眼精疲労では、ツボを押すマッサージが効果的です。目頭や目の下、眉毛の始まりの部分など、さまざまなツボがありますので、軽く押すようにマッサージをしてみると案外効果が得られるかもしれません。
専門家に相談
痛みや充血が激しかったり、長く続く場合には病院へ行きましょう。目に異物が入ったり、コンタクトレンズなどにより目に傷がついている場合は、病院での治療の方が早く治ります。
また、他の病気が原因となっている場合は、眼科だけでなく他の科にかかることも十分考えられますので、しっかりと精密検査をする必要があります。
まとめ
たかが目の充血・痛みだと軽視せず、しっかりと日々の生活習慣を見直し、目のケアをしてあげることが大切です。
いつまでも健康な目を保つためにも、自分に合ったケア方法や目の充血・痛みの対処法を見つけておくこともおすすめです。自分に合った方法が分からない場合は、専門家に相談してみましょう。