
耳から分泌物が出てきて驚いたことはありませんか? 耳から出る分泌物の総称を「耳垂れ」または「耳漏」といい、様々な耳の病気や炎症が原因でおこる疾患です。
その耳垂れで気になる症状の中に臭いがあります。臭いがあると学校や職場などでは特に気になってしまいます。
耳垂れに臭いがある時、どのように対処していったら良いのか見てみましょう。
臭いの原因
耳垂れの主な原因は中耳炎などの病気や、間違った耳掃除で耳の中を傷つけてしまった時などです。
病気や傷で耳の中が細菌感染すると膿が発生しとリンパ液と混じり合います。膿の混じった粘り気のある耳垂れは緑膿菌のような特殊な細菌に感染している場合があり、耳だれは悪臭を伴います。
対処法
このような耳垂れはすぐにでも治したいですね。耳から出てくる分泌物は気になるものですが、出来るだけ耳の中を触らないようにする事が大事なことです。
ただしティッシュで作ったこよりや綿棒を使って耳の中の分泌物を無理に取ろうとする事は避けましょう。耳からでてきた分泌物を優しく拭き取る程度にし、耳の中は触らないようにします。
細菌が含まれた耳垂れを綺麗に拭かずにそのままにしておく事も臭いの原因になりますので、その都度拭き取ってあげるようにします。
臭いへの対処は耳の中にも残っている分泌物を綺麗に取り除く事が必要なのですが素人では治すことは出来ませんので耳鼻科を受診して治療を受けましょう。
耳鼻科では耳内クリーニングといって生理食塩水を使い耳の中を綺麗にし、感染が起きている時には抗生剤やステロイド剤の点耳薬を垂らします。また、抗生剤を内服して炎症や感染を抑える処置をする場合もあります。
自然治癒する場合も中にはありますが一時的であり、放置する事で難聴を引き起こしたり別の深刻な病気が併発する可能性もありますので、耳垂れの症状がある時、その耳垂れに臭いがある時はできるだけ早いうちに医療機関への受診する事が必要です。
まとめ
耳垂れの症状が出るということは、必ず原因となっている病気があります。
風邪やインフルエンザに罹った時の合併症である急性中耳炎がその一つです。中耳炎は耳垂れを引き起こす原因になりますので、感染症に罹った時は合併症をひきおこさないようにする事も重要です。
また、耳掃除のやりすぎなどで外耳を傷つけないようにする事も予防の一つです。無理に奥の耳垢を取ろうとしない事や、頻繁にやりすぎないようにしましょう。
耳垂れだけで痛みや発熱を伴わない場合もありますが、自己判断せずに速やかに病院を受診する事が大事な対処法と言えます。