
魚の目は、進行すると神経を刺激するようになり、痛むようになります。歩くのが困難となるほど痛むようになることもあります。魚の目が痛むとき、応急的な対処方法はあるのでしょうか?ここでは、魚の目が痛いときの対処法をまとめます。
魚の目の痛みの原因
魚の目は、サイズや形の合わない靴やハイヒールなどを履くことで、毎日のように同じ部位が圧力や摩擦を受けていると生じることがある皮膚の病変です。
皮膚の角質層で、外部からの刺激に対する防御反応として、皮膚の成分である「ケラチン(タンパク質の一種)」が大量につくり出された結果、魚の目ができます。
大量のケラチンによって皮膚が厚く、硬くなり、さらに、行き場を失った角質層が内部に向かって縦方向に増殖して円柱状になります。
この円柱状に硬くなった魚の目の芯が、真皮に到達し、周辺の神経を刺激するようになると痛みが生じるのです。
対処法は?

魚の目が痛むときは、応急的な処置として、市販のドーナツ型の保護パッドを貼ることで、痛みを軽減させることができます。初期の魚の目であれば、保護パッドを貼り続けることで魚の目がなくなることもあります。
足に合っていない靴を替える、または靴のインソールを活用するのも効果的です。靴を替えたりインソールを利用したりして、サイズや形を足に合わせることで、魚の目の原因となった外皮への刺激を減らせば、痛みが緩和され、軽度の魚の目の場合には状態が改善することもあります。
インソールには、歩行の際の衝撃を緩和する効果もありますので、魚の目への刺激を減らすのに役立ちます。
注意点は?
一度できた魚の目は、放置すると悪化することも多いので、魚の目の芯を除去して根本から治す必要があります。自身で治療する場合は、皮膚を柔らかくするサルチル酸が含まれた薬品が市販されています。
魚の目に、液体であれば塗布し、パッドであれば貼り付けて数日置き、皮膚が柔らかくなったところで芯を除去すれば治せます。ただし、自身で治療する場合には、その病変が本当に魚の目によるものなのかどうかをよく確認する必要があります。
とくに子どもの場合、皮膚が柔らかいので魚の目ができることは少なく、魚の目に見えてもウイルス性のイボである場合が多いので注意しましょう。ウイルス性のイボの場合、患部を傷つけるとウイルスが広がり、感染が広がってしまう恐れがあります。
まとめ
魚の目は自身で判断が難しい場合もあり、根治させるには、やはり医療機関にかかるのが一番です。医療機関で治療する場合には、皮膚科または形成外科を受診しましょう。
カミソリで削り取る方法や、サルチル酸配合の軟膏を塗って芯を除去する方法が一般的ですが、それで治らない場合はレーザーで焼き切る方法や、メスで除去する手術などが行われます。