
腕がしびれるという症状は痛みとはまた違った不安感があるものです。放っておいて良い症状なのか、何かの病気なのだろうかと心配になりますね。
実際、腕がしびれる時にはどのような原因があり、病気にはどのようなものが考えられるのでしょうか?ここでは、腕のしびれの原因や病院では何科に行くべきかについてまとめていきます。
目次
腕がしびれる原因は何?

まずは、腕がしびれる原因から紹介していきますね。
睡眠姿勢
朝起きた時に腕がしびれる時の原因の多くは寝ている時の姿勢により腕の血管を圧迫していることです。長時間正座をしていると足がしびれるのと同じ原理です。
寝ている時の姿勢は意識しづらいですが、自分にあった枕に変えてみるなど対応してみるといいでしょう。
頸椎椎間板ヘルニア
腕だけでなく足にもしびれが起きる病気に「頸椎椎間板ヘルニア(じくついついかんばんヘルニア)」という病気があります。
骨と骨を繋ぐクッションの役目をしている椎間板がヘルニアを起こし神経を圧迫することによりしびれが起きる病気です。
胸郭出口症候群
なで肩の上司に起こりやすい腕のしびれは「胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)」の可能性があります。鎖骨のあたりの血管や神経を圧迫されることでしびれが起きる病気です。
だるさや肩こり肩甲骨の痛みなどの症状が伴う場合も多く、腕や手を使う頻度の高い職業の方に多く見られます。
なお、腕のしびれだけでなく、肩のこりや痛みを伴うような症状の場合、時として狭心症や心筋梗塞などの内臓疾患による場合がありますので、症状には注意が必要です。
病院は何科へ?どんな治療が行われるの?

記事の後半では、病院は何科に行くべきかやどのような治療が行われるのかについて見ていきます。
病院は何科に行くべき?
しびれは神経の疾患を疑われますので、神経内科を受診するのが良いでしょう。もし、神経内科がなければ、脳外科でもいいでしょう。
大学病院によっては、総合診療科といってどこの診療科かを迷う症状の時などに対応してくれる診療部が置かれている所がありますので、受診しようとしている病院について調べてみましょう。
神経について検査をしてもらい、問題がなければ整形外科や内科での治療となる場合があります。
どんな治療法が行われるの?
「頸椎椎間板ヘルニア」では頸部の安静や牽引などの理学療法が主となります。「胸郭出口症候群」では運動療法・ブロック注射・内服薬による治療が行われます。
いずれも症状がすすんでしまうと治療に手術が必要となる場合がありますので、早めの受診によって治療を始めることが重要となります。
まとめ
腕がしびれる原因には首や肩、肘や手首などの関節や筋肉、神経に原因があるもの、内臓疾患に関係している場合、心因性のものであったりと症状は様々で、考えられる病気は上記以外にもたくさんあります。
しびれがどこに起きているか、常にしびれているか、しびれが強くなる体勢があるか、しびれ以外に症状がないかなどに心当たりがないか確認してみましょう。
しびれの症状によっては重大な病気が隠れている可能性もありますので、気になる症状がある時には専門医の診察を受けることが大切です。