
扁桃腺が腫れると熱が出るというイメージがありますが、そうでないケースもあります。熱が出ないのに扁桃腺が腫れていると風邪などのときの同じように対処してもいいのか、判断に困ってしまいます。
熱がないのに、扁桃腺が腫れて痛い原因には何があるのでしょうか。また、その対処法はどのようなものがあるのでしょうか。
腫れの原因は扁桃炎
扁桃腺が腫れる原因は、免疫力が低下して粘膜が傷つくことが挙げられます。扁桃腺が腫れている状態を扁桃炎と呼びますが、扁桃炎には急性扁桃炎と慢性扁桃炎があります。
急性の場合、急激に扁桃腺の状態が悪化するため、熱を出すことがありますが、慢性の場合、常に扁桃腺が腫れている状態のため、熱が出ないことも少なくありません。
熱はないのに扁桃腺が腫れているならば、扁桃炎が慢性化していることを疑ったほうが良いでしょう。
慢性扁桃腺の対処法
慢性化した扁桃炎の対処法は自分でできるものから、病院で薬を処方してもらう方法まで、幅広く存在します。ここでは、それぞれの方法を紹介していきます。
自分でできる対処法
日頃からうがいを行なう、室内の湿度を保つ、マスクを着用するなどが挙げられます。喫煙者の場合は、タバコを控える必要があります。
また、ストレスや疲労が溜まっていると、免疫力が低下しますそれに伴い、喉の粘膜が弱まり、細菌が感染し扁桃炎を引き起こすこともありますので、疲労回復やストレス解消も有効な慢性扁桃炎の対処法です。
病院での治療法
病院で抗菌薬を処方してもらう方法もあります。自分で抗菌薬を使用している人もいるかもしれませんが、良くならない場合は、必ず病院へ行って適切な抗菌薬を処方してもらいましょう。
大抵の場合は1週間ほどで治癒に向かいますが、悪化を繰り返す場合、手術が必要になることもありますので、症状が改善されない場合は、必ず医者に相談しましょう。
最後に
人間、物事に慣れると自分で判断し行動してしまいますが、体の異常に関しては、過信は禁物です。ときに命にかかわるような病気であったり、感染症にかかっていることもあるからです。
とくに喉が腫れるなどの症状が表れる病気は、重篤なものに繋がりやすいので、自己判断はそこそこにして、必ず病院へ行って適切な診断を受けるようにしましょう。
扁桃炎の場合、病院で処置をしてもらっても、自分なりの方法であっても1週間もあれば回復に向かいます。それ以上経過しても症状が改善されないならば、必ず専門家の意見を取り入れて、治療に専念しましょう。