
皆さんはばね指という指の関節に起こる疾患をご存知でしょうか。指は日々使うものですので1箇所が不便なだけでも生活に支障をきたして大変ですよね。
そこで今回はばね指の原因・症状とともに何科の病院に行けば良いのか、検査内容と具体的な費用をともにみていきたいと思います。
ばね指は何科の病院に行けばいい?
まず、ばね指とは何かについて簡単にふれたいと思います。
指を動かすためには関節があり、指の中には屈筋腱(くっきんけん)という筋があります。この部位を保護するために滑膜性腱鞘(かつまくせいけんしょう)があり、靭帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)といわれる筒状の構造内をスムーズに動くことで指を動かすことができます。
しかし、指の酷使やホルモンバランスの乱れ、病気などによって腱鞘に炎症が起こってしまうと、滑膜性腱鞘と靭帯性腱鞘の両方、またはどちらか一方で炎症が起きてしまい、スムーズに駆動させることができなくなってしまいます。
ばね指を発症しやすい人として、指を酷使する仕事をしている方や、指をよく使う楽器やスポーツをしている方、産後・閉経後などホルモンバランスの乱れが起きている方、糖尿病や透析を受けている方といった持病のある方によくみられます。
ばね指になってしまったかもしれないと思い当たったら、何科を受診すべきか悩みますが、まずは形成外科を受診しましょう。形成外科または整形外科では、問診のほか、ばね指になったかの検査を行ってくれますので、症状の進行に見合った適切な治療を受けることができます。
病院での検査内容と費用
形成外科のある病院を受診すると、エコー検査、そしてエックス線検査が行われます。
エコー検査では、指を動かしながらでも炎症していることや、厚くふくらんでしまった腱鞘がトンネルのようになっている靭帯性腱鞘を通過するようすが見られ、スムーズに動かない原因の特定ができます。
そしてエックス線による検査でも、肥厚した靭帯性腱鞘や炎症によって腫れている部分の特定が可能になります。
診査・診断にかかる費用は2000円〜3000円くらいが相場です。
まとめ
辛いばね指の症状。日常生活に支障をきたすばかりか、重症化してしまうと切開手術や内視鏡手術などおおがかりな処置が必要となります。放置せず何日も異常が続くようでしたら早めの形成外科での受診をおすすめします。