
しょっぱいものを食べた直後でもないのに口の中がしょっぱいということがありますが、なぜでしょうか?今回は、実際に口の中がしょっぱい場合と実際はしょっぱくないのにそう感じてしまう場合に分けて原因と対策を見ていきたいと思います。
実際に口の中がしょっぱい場合

体から出る汗には塩分が含まれていますので、汗をかいて口に汗が流れ込んだりすると、しょっぱいと感じることはよくあります。
しかし、汗以外にもしょっぱいと感ずる原因になるものとして、歯周病などが悪化して化膿した個所から出ている膿や血液があり、それらをしょっぱいと感じていることもあります。
歯周病にかかっていても初期段階では痛みを伴いませんので、気づかないうちに出血していたり、膿がでていたりすることがあります。歯科や口腔内科を受診して治療することで、口の中のしょっぱさは無くなります。
しょっぱいと感じているだけの場合

自発性異常味覚が考えられます。これは味覚障害の一種です。
味覚障害の代表的なものとしては、食べ物の味が感じられなくなる味覚消失や何を食べても味を薄く感じる味覚低下があります。
次に多く見られるのが自発性異常味覚です。口の中に味のあるものが何もないのに、しょっぱいとかすっぱいとか苦いなどの感覚があります。味覚低下によって引き起こされることもありますので、耳鼻咽喉科で味覚検査を受けてみるのがよいでしょう。
味覚検査は電気刺激を利用したものが一般的ですが、心理的な原因も考えられるので、簡単な心理テストを行う場合もあります。
味覚障害には亜鉛製剤が処方されることが多いのですが、一定期間の服用後にも改善がみられない場合は、亜鉛の体内への取り込みを妨げている体全体の病気が考えられます。
たとえば、腎臓や肝臓、消化器官などに障害が発生している場合です。病院での総合的な検査による判断と根本的な治療が必要です。
また、インスタントラーメン、ファストフード、コンビニのお弁当などに含まれるポリリン酸やフィチン酸の働きにより、亜鉛を服用してもすぐに排出されてしまう状態になっている場合も考えられます。
インスタント食品には亜鉛はまったく含まれていません。インスタント食品などの過剰摂取は控えるべきです。
まとめ
口の中がしょっぱいと感じるのときは、口の中の病気による場合と体全体の病気による場合の2つの方向から原因をさぐってみることが必要です。定期的に健康診断を受け、診断結果に基づいた生活習慣、食習慣の改善を図ることが大切です。