
「お腹が痛い」と訴える原因には何があるでしょうか。緊張やストレスが多いと、消化器官に影響を与え、腹痛を引き起こすことがよくあります。子供の場合、勉強がイヤで腹痛を起こす子もいるくらいです。
また、痛み方によって、どのような対応が必要になるのかも考えなければなりません。慢性的に痛むのか、突然痛みに襲われるのかによって対処が変わります。今回は、突然の腹痛の原因と対処法について紹介します。
突然の腹痛は「急性腹症」
突然の腹痛を伴うものは総称して急性腹症と呼ばれています。急性腹症には、急性胃炎や急性腸炎、虫垂炎などの病気が含まれていますし、そうでない場合でも急性腹症と呼ばれています。
実際に診断されるときは、食あたりや食中毒といった言葉で表現されることもあります。
突然の腹痛の原因は?
突然の腹痛の原因で多いのは急性胃炎です。とくにウイルスや細菌感染による急性胃炎、食中毒などによる急性胃炎が最も多いものです。
このような感染性の急性胃炎の場合は、抗ウイルス薬、抗生物質などを服用しつつ治療を進めていく必要があります。
また食品アレルギーによる腹痛も原因として多くあります。アレルギー反応でイメージされやすいのは皮膚の炎症をはじめとした発疹ですが、この発疹は皮膚にだけできるものではありません。
呼吸器系や消化器系の粘膜部分にできることも珍しくありません。このような場合も、病院で適切な処置を受ける必要があります。
冒頭でも触れたように緊張などによる過度なストレスも急性腹症の原因となります。この場合は、ストレス源から遠ざかることが最善の対処方法ですが、社会人の場合は、非常に難しいことが多くあります。
腹痛を緩和させる方法は?
腹痛を緩和させる方法はいくつかあります。比較的効果が実感しやすいのは、お腹を温めることです。
白湯を飲む、腹巻きをする、手でマッサージを行なうなどの方法で、腹部を温めることで痛みが緩和されることが多くあります。
また、親指の付け根に存在しているツボを刺激することで、腹痛を緩和させることもできます。
ただし、ツボの刺激の仕方にはコツがありますし、効果を実感するまで個人差がありますから、その点は注意しましょう。
薬を服用して、痛みを緩和させる方法もあります。鎮痛剤などでは逆に胃の粘膜を痛めることがあるので、胃腸薬での対応が無難といえるでしょう。
ただし、感染性胃腸炎による腹痛の場合、胃腸薬では症状が長引いてしまうことがあるので服用には注意が必要です。
まとめ
突然の腹痛が起きた場合、トイレなどにいって排泄すると治まることも多くありますが、なかなか治まらない場合は、病院で相談するほうが良いでしょう。
「以前経験した痛みに似ているから」といって自己判断による対処をしても、実はまるで違う病気である可能性もあるので、しっかりと医療機関で相談して適切な処置を受けるようにしましょう。