黄砂で被害を受けるものとして、真っ先に思い浮かぶのは洗濯物でしょうか。ですが、他にも被害を受けるものがあります。その代表例が車です。ここでは、黄砂で車が受ける影響と対策について解説していきます。
目次
車への影響
汚れる
洗濯物と同じで車も黄砂で汚れます。汚れてしまった場合は、洗車する必要が出てきます。
傷つく
黄砂には、水分を吸収すると固まるという性質があり、この固まった黄砂を洗い落そうとして、車体をこすると洗車傷がついてしまうことがあります。
車の黄砂対策
ボディカバーをかける
黄砂対策として真っ先に思い浮かぶのは、カバーをかけるということでしょうか。ただ、黄砂は静電気に反応しやすく、カバーをかけることで黄砂とボディの付着が強固になることもあります。
室内の駐車場に止める
あまり現実的ではないですが、黄砂の飛散が酷い、4月頃だけ室内にある駐車場に車を止めるという方法もあります。
洗車のコツ
洗う日は?
- 黄砂の飛散量が少ないとき
- 風が強く吹いていないとき
- 1-3日後に雨が降らないとき
以上の3点に当てはまる日を選んで、洗車するようにしてください。また、黄砂の飛散量については、「気象庁の黄砂情報」を参考にしてください。
洗い方
水で車表面の砂を浮かせる
まずは、水をたっぷりと使って、車表面の砂を浮かせましょう。ここで、いきなりこすってしまうと、車体に洗車傷がつくので注意が必要です。
洗車用の粘土で砂を取り除く
次に洗車用の粘土を使って、車の表面の砂を取り除きます。中途半端にせずに徹底的に砂を取るというのがポイントです。(洗車用の粘土はカー用品店でも購入できますし、画像のサイトからも購入可能です。)
カーシャンプーで泡を準備する
ここからは、カーシャンプーの準備です。バケツにキャップ一杯分のカーシャンプーを入れ、ホースの水で泡立てます。泡をなるべくモコモコにするのがポイントです。
ボディ全体に泡をたらす
スポンジで車体をこすりたいところですが、その前に泡をスポンジでボディ全体にたらします。こうするとボディ表面を泡でコーティングできるので洗車傷がつきにくくなります。
スポンジで優しく磨く
あとは通常の洗車と同様にスポンジで優しく磨いていきます。ここでのポイントは、「優しく撫でるように洗う」ということです。
水で洗い流す
水で隅々まで洗い流しましょう。特にナンバープレートの下やドア・サイドミラーの付け根は泡が溜まりやすいので、しっかりと流すようにしましょう。
しっかりと拭き上げる
吸水クロスやタオルを使って、さっと車体を拭き上げましょう。
コーティングする
まとめ
一番いい対処法は、車を屋外に置かないという方法ですが、それは難しいかと思いますので、こまめに洗車するようにしてください。