皆さんは「マダニ」ってご存知ですか?名前からも分かるようにダニの1種なんですが、ダニのくせに意外と危険だったりします。今回は、そんなマダニの大きさはどれくらいかや、駆除するにはどうすればいいかについてまとめていきます。
目次
マダニの大きさは?そもそも何ものなの?
マダニとは、「ダニ目マダニ亜目マダニ科」に属する節足動物です。ちなみに、分類的にはクモの仲間に含められるらしく、そう言われてみると「あの外見はクモっぽいかな…」という気もしてきますね。(ちゃんと足も8本あります!)
さて、そんなマダニですが、どれくらいの大きさになるかというと…、通常時で2mm〜3mm程度、餌となる血を吸った後では、1cmを超えることもあるそうです。
テレビ番組で一度血を吸った直後のマダニの映像を見たことがありますが、腹部ががパンパンに腫れていて、かなりグロテスクな見た目をしていましたねー。
また、画像に関しては苦手な方もいらっしゃるかと思いますので、このサイトには掲載していおりません。ですので、「どうしてもマダニが見たい!」という方は、「マダニ 画像」や「マダニ 写真」で検索していただくと見つけられるかと思います。
マダニって実は危険なの?
噛み付いて血を吸われるだけなら良いのですが、このマダニ、意外に危険だったりもするんです。どうして危険かというと、個体によっては、「SFTSウイルス(重症熱性血小板減少症候群)」という重症化すると命にも関わるようなウイルスをもっているものもいるからなんです。
同じように動物の血を食料としている蚊をイメージしていただくと分かりやすいかもしれませんね。(日本でも、ここ数年、デング熱の騒ぎがありましたよね。)ですので、マダニに噛まれてしまわないようにしっかりとした対策を行う必要があります。
駆除するにはどうすればいいの?
場合によっては、命に危害を及ぼすこともあるマダニですが、駆除するにはどうすれば良いでしょうか?また、虫除けスプレー的なもので対策は可能なのでしょうか?
ここでは、「外出時にマダニを寄せ付けない方法」、「家庭内のマダニを駆除する方法」、「ペットについてしまったマダニを駆除する方法」の3つに分けて紹介していきます。
外出時にマダニを寄せ付けない方法
マダニは公園の草むらや森の中など緑の多い場所に生息しています。ですので、ハイキングやペットの散歩などでこういった場所に行く場合には、画像の「サラテクト マダニ・トコジラミ用」のような専用の虫除けスプレーを使うと効果的です。
家庭内のマダニを駆除する方法
マダニは通常時でも2mm〜3mmなので、肉眼でも確認できます。ですので、もし目に止まった場合は画像の「ダニアース」のような専用の殺虫スプレーを噴射して、やっつけるようにしましょう。
ペットについてしまったマダニを駆除する方法
マダニは人間だけでなく、ペットに噛み付くこともあります。特に散歩中などに草むらを通ることが多い場合は、注意が必要です。そんなときには、画像の「サンスポット」のような動物でも安心して使えるお薬を使って対処するようにしましょう。
まとめ
今回はマダニの大きさや駆除の方法についてまとめてきました。記事内で何度か書いているようにマダニに噛まれると思わぬウイルスに感染してしまうことがあります。
ですので、もしマダニに噛まれていると分かったら、皮膚科や内科などの病院を受診すると安心できますね。また、時たま、噛み付いたマダニが外れないこともあるので、そういった場合は無理に外さないで、急いで病院に行くようにしてください。