二日酔いって辛いですよね。できれば二日酔いになりたくないものです。周りに「二日酔いなんて縁がない」っていう人いませんか?羨ましいですよね。そういう人はなにが違うのでしょうか。今回は、二日酔いにならない方法、ならない人の特徴について紹介していきます。
二日酔いはなぜ起こるのか?
そもそもなぜ二日酔いという症状が現れるのでしょうか。体内に入ったアルコールは胃や腸を通り、消化、吸収されアセトアルデヒドに分解されます。
肝臓の代謝能力を超えるアルコールが体内に入ると、アセトアルデヒドがそのまま血中に流れ、二日酔いを招くと言われています。
つまり、肝臓の代謝能力の限界を越えてお酒を飲み、血中のアルコール濃度が高くなると二日酔いになると言えます。
二日酔いにならない方法
以上のことをふまえて考えると、二日酔いにならない方法は、「血中のアルコール濃度を低く抑える」ということになります。まず、お酒を飲む際はお酒以外の水分を多くとることで体内のアルコール濃度を下げます。
こうすることで肝臓を通して血中に至るアルコールの量も抑えることができます。また、肝臓の働きを助けることも大切です。
肝臓の働きを活性化させる食べ物などをあらかじめ摂っておくことで、肝臓で処理するアルコールの量を増やすことができます。
二日酔いにならない人の特徴
しかしそれでも二日酔いになってしまう人はなってしまうし、ならない人は翌日もすっきりしています。この違いは何なのでしょうか。答えは「体が持つアルコールを処理する酵素の量」にあります。
日本人は比較的この酵素の量が少ないため、二日酔いになりやすいと言われています。よくロシアの人が何をするにもウォッカを飲むなんていう冗談がありますが、欧米人の方がお酒に強いと言えます。
日本人の中でもやはり個人差はあり、酵素の量が多い人もいます。これは遺伝によるものなので、よく聞くような「飲んで吐くを繰り返すうちに強くなる」と言った迷信を信じないようにしましょう。最悪の場合急性アルコール中毒で倒れる危険があります。
まとめ
全く二日酔いにならない人って羨ましいですが、実は鍛えようがないんですね。しかし二日酔いになる仕組みを知り、お酒を飲む前、飲んだ後に気をつけることである程度二日酔いを予防することが可能です。
なにより自分の限界を越えた量のお酒を飲むことを避けることが一番の予防法です。適量を楽しく飲むようにしましょう!