
寂しい、落ち込む、絶望的だ、何の希望もない、本来楽しいはずなのにそんな気分になれない…などと思ったことはありますか?これらの感情が2週間以上続くようなら、それはうつ病の始まりかもしれません。今回は、そんなうつ症状に漢方薬は効果があるのかやおすすめの漢方薬についてまとめていきたいと思います。
目次
うつ病の症状は?
まずは、うつ病の症状について見ていきましょう。
思考面の症状
考えが進まない、集中できない、決断力が落ちた、頭がボケてしまったなどと感じるようになります。このような状態を「思考抑制」と言います。
そして、思考抑制の状態になってしまうと、「自分はダメな人間だ、何をやってもダメだ」と感じたり、後悔や取り越し苦労にさいなまれます。
さらに、「自分は悪いことをしたので、罪を受けなければならない」と信じ込んだり、「将来貧乏になるに違いない」と思い込むという特徴があります。
行動面の症状
元気がない、やる気がしない、家事や仕事ができない、趣味への関心もなくなったという状態を活動性の低下といいます。また、話のテンポが遅くなって、声も低くて小さく聞き取りにくくなります。
身体面の症状
睡眠が障害され、早朝覚醒や中途覚醒、熟睡感のなさを感じます。食欲も低下し、体重の減少も見られるようになります。一方、これらとは逆に昼間も眠気が強くて眠りすぎたり、食欲がありすぎたりすることもあります。
うつ病と漢方薬は?
漢方医学の考え方には「気・血・水」と言うものがあります。うつ病やうつ症状は体をめぐる生命エネルギーの気がスムーズに流れていない状態と捉えられています。
漢方薬では、気の流れを整えるものを中心に、気持ちを鎮める作用のあるものも加えたりすることで症状に対応することができるのです。
うつ病におすすめの漢方薬は?
それでは、うつ病におすすめの漢方薬について見ていきましょう。
柴胡加竜骨牡蛎湯
不安があって動悸、不眠などを伴う症状で、神経症や更年期神経症などに効果があります。
また、柴胡加竜骨牡蛎湯については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
加味逍遙散
体質虚弱な人で、肩がこる、疲れやすい、精神不安などの精神神経症状や、便秘傾向にある、冷え性、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害などに効果があります。
また、加味逍遙散については、こちらの記事でも紹介しています。
半夏厚朴湯
気分がふさいで、咽頭や食道に異物感があり、時に動悸やめまい、吐き気などを伴う不安神経症や神経性胃炎、つわり、咳などに効果があります。
また、半夏厚朴湯については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
抑肝散加陳皮半夏
虚弱な体質で神経が高ぶる症状があり、神経症や不眠症、小児の夜泣きなどに効果があります。胃もたれをしやすい胃腸が弱い方にもオススメできます。
また、抑肝散加陳皮半夏については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
苓桂朮甘湯
めまいやふらつきがあり、動悸がする、尿量が減少する、神経質、ノイローゼ、息切れ、頭痛などに効果があります。
また、苓桂朮甘湯については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
まとめ
漢方薬は、短期間飲んですぐに効くものではありません。飲み忘れることなく根気よく続けていくうちに少しずつ効果が出てくるお薬です。処方してもらった医師などの指示に従って飲むようにしましょう。そして自分に合った漢方薬を見つけてもらいましょう。