
盲腸の手術後に患部の痛みを訴える人は少なくありません。また、術後に普段の生活に戻ったときの運動や食事、お酒に関してどのような注意が必要なのかを知っておくと便利でしょう。今回は、盲腸の手術後の痛み・運動・食事・お酒について解説していきます。
痛みについて
手術が終わった時点では、傷跡はキレイに見えていても、1週間もすると傷口が腫れたり、中で膿が出たりということがよく聞かれます。
また、全体の10%が術後になんらかの合併症を引き起こすとも言われています。よく見られる合併症としては、腸管の癒着や縫合不全、腸閉塞などが挙げられます。
どの症状であっても痛みが伴います。ですので、手術や入院が終わったとしても油断せずに経過を見守るようにしてください。
運動について
経過の良い人は、入院中であっても一人で歩くことが可能ですが、あまり無理をしすぎないというのが重要になってきます。退院後は、家の周りを散歩するなど、軽度な運動から始めてみてください。
また、その際に少しでも痛みが伴うようなら、すぐに運動を中止してください。また、重いものを持ったり、子供を抱き上げたりするのもできるだけ控えましょう。
治り方にも個人差があるので、一概には言えませんが、激しい運動は担当医に相談し、許可を得てから、再開するようにしてください。
食事について
退院の許可が出た時点で、食事は普通食に戻っているかと思います。ですが、胃腸に負担をかけないためにも、固形物はしばらく控えるようにしましょう。
また、栄養があり、消化に良いものを摂ると良いでしょう。特に食物繊維の豊富な野菜類を多く食べることで、腸内環境が整い、回復も早まります。
お酒について
体調が万全でないようなら、ビールやワインなどのアルコール類は控えるようにしてください。身体が健康な状態に戻ってきたら、少しずつ飲むようにしましょう。
また、煙草の影響で体内の免疫力が低下し、盲腸を患いやすくなるというデータもあります。ですので、お酒と同時に煙草も我慢するようにしてください。
最後に
盲腸は術後1週間が経過しても傷跡の痛みや膿などが原因となり、不安定な状態が続きます。退院したからといって、油断はせずに上記で紹介した内容を参考にして、回復に努めてください。