
5歳以下の子供に感染が多く見られる手足口病ですが、生まれたての新生児には感染するのでしょうか。手足口病は子供が感染した場合、放置していると脳炎や髄膜炎を引き起こすことになります。ここでは、手足口病の新生児の症状と感染の可能性についてまとめます。
新生児が感染した時の症状
- 発熱がみられる(高熱ではない場合が多い)
- 湿疹が現れる(口の中、手に平、足の裏、膝の裏、おしり、背中など)
新生児で手足口病に似た症状の突発性湿疹は、高熱が下がってから湿疹や発疹が現れます。手足口病は発熱と湿疹が同時なので、湿疹の出る時期で判断をする場合があります。
新生児に感染する可能性
新生児に感染する確率はほとんどありません。新生児には母親からもらった抗体があるため、風邪に感染することがほとんどありません。(生後6ヶ月までは抗体があります)
まれに手足口病に感染をすることがあるので、家族に手足口病に感染している人がいる場合は注意が必要です。異変が見られた場合は早急に受診をしましょう。
新生児の感染を防ぐ方法
- 手を洗ってから新生児に接しましょう。
- 感染者に新生児を近づけないようにしましょう。
- 新生児の手や足、口の中等に湿疹ができていないかこまめに確認をしましょう。
- お母さんが感染をしないようにしましょう。
手足口病は母乳から感染をすることはありません。しかし周りの大人や家族が感染したことに気付かずに新生児に接すると新生児に感染する可能性が高くなります。特に母親自身が産後は免疫力も体力も低下しているので、感染しやすい時です。
手足口病の予防法
- 感染者と同じ食器を使用しない。
- 感染者が入ったお風呂に入らない。(お湯を変える、湯船を洗うなど)
- 感染者の洗濯物とは別に洗う。
- マスクと手洗いを欠かさない。
- 素足ではなく靴下をはいて過ごす。
- 感染者と同じ空間にいないようにする。
上記以外にも予防法はあります。感染を防ぐ時は、飛沫感染・接触感染・糞口感染を意識して予防をしましょう。手足口病は症状が落ち着いてからも感染者の体内に残っていて、便や排出物の中にウイルスが存在します。
感染する可能性がある期間は手足口病の症状現れてから、1ヶ月は便や排出物で感染する可能性があります。この1カ月間は排出物の取扱い方やトイレの後の手洗いが予防につながります。
また、手足口病の特徴は湿疹や発疹が口の中や足の裏、手の平にできるため、広範囲に接触する部分に湿疹が多く現れます。
感染源のウイルスは感染力が強いので、子供だけではなく大人の感染も見られます。産後は感染をしないように注意をして過ごしましょう。
まとめ
子どもが感染しやすい手足口病ですが、新生児から生後6か月くらいまでの子どもは感染することはほとんどありません。
家族が感染することで新生児に感染する可能性があります。新生児よりも家族が感染をしないように気を付ける必要があります。