
PM2.5とは、大きさが2.5μm以下の粒子状の物質全般を指す言葉です。また、物質によっては、体に悪い影響を与えることもあるので、注意が必要です。ここでは、PM2.5から受ける健康被害を一覧にして紹介します。
主な健康被害
鼻水・目のかゆみ
鼻や口、目から入り込むことで鼻水や目のかゆみといったアレルギー症状が出ます。PM2.5にディーゼル粒子(工場の排気ガスなど)や花粉が付着しているときに見られる症状です。
喘息・気管支炎
呼吸によって取り込まれた微粒子が、鼻や喉、気管や肺といった呼吸器系に溜まり、炎症を起こすことで発症します。PM2.5は、その大きさから肺や気管支に付着しやすいので注意が必要です。
心筋梗塞
呼吸により取り込まれたPM2.5が、肺の内部にある肺胞から血液中に吸収されることで、心筋梗塞などの心疾患を引き起こすことがあります。
これは、PM2.5に含まれる有害物質には血液を凝固させる物質が多いためだと考えられています。
蕁麻疹・肌荒れ
粒子のサイズが非常に小さいので、皮膚にも沈着しやすいです。それらの粒子を洗い流さずに放置しておくと、蕁麻疹や肌荒れの原因となります。
肺癌
硫酸塩などで構成されている場合、化学反応を起こして発癌性物質に変わってしまうことがあります。そして、これを吸い込んでしまうと肺で炎症を起こし、肺癌になるリスクが高まります。
その他の健康被害
上記に挙げたもの以外にも、様々な健康被害が引き起こされます。
- くしゃみ
- 咳
- 目の充血
- 発熱
- 耳鳴り
- 頭痛
- 関節痛
- 肺炎
- 尿路結石
- 腎炎
- 腱鞘炎
- 結膜炎
- 免疫力低下
- 脳力低下
予防法
これらの症状を予防するためには、「とにかく体内にPM2.5を入れない」ということが挙げられます。
具体的には、「マスクやゴーグル、メガネを着用する」、「肌につかないように長袖・長ズボンを着用する」、「入浴時には、肌に着いた粒子をしっかりと洗い流す」ようにしてください。
また、日本気象協会のウェブページで「PM2.5分布予測」が見られるので、あまりにも飛散量が多い日には、外出を控えるようにしてください。
まとめ
今回は、PM2.5から受ける健康被害について解説してきました。上記に挙げたものは、ほんの一例に過ぎず、微粒子が体内に吸収されることで様々な健康被害が引き起こされます。
記事の最後に紹介した予防法を徹底し、少しでも体内にPM2.5が吸収されないように心がけましょう。また、外出後にはしっかりと手洗い・うがいをするようにしましょう。