
毎年、冬場になるとよく耳にする、ノロウイルスという病気。子供達の間で流行し、何となく聞いたことあるけれど、大人の自分には関係ないと思ってませんか?実は、大人の間でも集団感染する事もあるのです。
いざという時に、適切な対処が出来るように、ノロウイルスについて知っておきましょう。ここでは、ノロウイルスの感染期間と完治までの期間についてまとめていきます。
ノロウイルスとは
まず最初に、ノロウイルスとは何でしょう。ノロウイルスとは病名ではなく、ウイルスの名前です。冬場に流行する、感染性胃腸炎の原因となるウイルスの一種です。
牡蠣などの貝類にも感染し、加熱が不十分なまま食して、食中毒として大人が感染する事もあります。
ノロウイルスは、人の手指や食べ物などを介して感染します。感染力が非常に強く、少しのウイルスで感染するため、爆発的な集団感染を起こしやすいと考えられます。
このため、小さなお子さんがいる家庭では、お子さんが感染すると大人も含めて家族間で感染する事も多いです。
また、ノロウイルスには有効なワクチンはなく、ウイルスの型がいくつかあるため、一度感染したから大丈夫という訳ではないのも怖いところです。
ノロウイルスに感染すると、嘔吐や下痢、腹痛が症状としてあらわれます。特効薬がないため、対症療法が中心となります。
感染する可能性のある期間
では、もしも自分がノロウイルスに感染した場合、または身の回りでノロウイルスに感染した人がいた場合、どのくらいの期間、感染に注意すれば良いのでしょう。
ノロウイルスの潜伏期間は一般的には短く、数日と言われています。しかし、発症後の感染する可能性がある期間は長めで、1週間ほど続きます。特に発症後3日間は感染力が非常に強いので注意しましょう。
症状が落ち着いても、発症から1週間ほどは便などにウイルスが紛れており、感染する可能性がある事を頭に入れておきましょう。
完治までに要する期間
では、どのくらいの期間で完治するのでしょうか。ノロウイルスに感染すると嘔吐や下痢、腹痛の症状が出て、それらは数日で治ることが多いです。しかし、症状が良くなっても完治とは言えません。
先ほども述べましたように、発症後1週間ほどは腸管内には感染力を持ったウイルスがまだ残っており、便とともに体外へ排出されています。
つまり、症状がなくなっても、まだまだ感染する可能性があるため、少なくとも1週間は完治までにかかると考えましょう。
まとめ
非常に強い感染力を持つ、ノロウイルス。嘔吐や下痢、腹痛などの辛い症状に加えて、人にも感染させてしまう可能性もある病気という事をしっかりと理解して、万が一の時にはみんなで二次感染を予防しましょう。