
誰でも、1度や2度は、足の指をつって痛い思いをしたことがあるかと思います。でも、どうしてつってしまうのかを知っている方は少ないかもしれません。今回は、足の指がつる原因と考えられる病気について解説していきます。
血行不良・冷え性
身体全体の冷えは当然筋肉の冷えにつながり、血行不良を引き起こします。それが原因で、神経の働きが鈍くなり、足の指がつるのだろうと考えられています。
ミネラルバランスの乱れ
運動をすると足の筋肉を激しく使うこともありますね。その際に、消費されるナトリウムやカルシウムなどのミネラル分を補給しないでいると筋肉の疲労が進んでしまうことがあります。
そして、筋肉や神経の働きを調整しているミネラルのバランスが崩れて、足の各部分をつりやすくなります。
運動不足
日頃、あまり運動しない人が、いきなり運動をしたり、体を動かしたりすると足や足の指をつることがあります。
薬の副作用
高血圧の方の中には、血圧を下げるための薬を服用している人もいるかと思います。その血圧を下げる薬の副作用で、足や足の指をつってしまうことがあります。
頻繁につる場合
足の指を頻繁につる場合、糖尿病や甲状腺機能低下症、閉塞性動脈硬化症や椎間板ヘルニア、肝硬変や脳閉塞、腎疾患や脊柱管狭窄症などの病気を患っている可能性があります。
足の指をつる以外にも、以下のような症状が出ている場合は注意が必要です。
手足の痺れ・喉の渇き
糖尿病の可能性があります。糖尿病には、糖尿病神経障害と呼ばれる合併症があって、感覚異常が生じると重症化します。糖尿病自体が完治しないと症状が改善されることはないようです。
歩行が困難
閉塞性動脈硬化症や脊柱管狭窄症足は、指の先まで栄養が行き渡らないので、血管が詰まり、頻繁に足をつるようになります。
手術で治す方法もありますが、歩くことで血管の再生を促す治療法もあります。また、入浴中に、足全体、特に足の指に注意してマッサージをすることで血行が促進し、症状を改善することも可能です。
腰痛
腰痛を伴う椎間板ヘルニアでは、神経が圧迫され、血液の循環が悪くなり、足の指先に血液や栄養が行きにくなります。これが原因となって、頻繁に足をつるようになります。
浮腫
足の指がつるのと平行して、浮腫みが現れている場合、腎疾患の可能性があります。
片側の手足の麻痺
どちらか片方の手足の麻痺が見られる場合、脳梗塞を患っている可能性があります。
まとめ
「足の指をつる」という日常的な症状の裏に大きな病気が隠れていることがあります。また、病気以外で足の指がつるのは、日頃の生活習慣を改善することで予防可能です。