
睡眠中に足がつると激痛で目が覚めて、ひとしきり苦しまなければなりません。そのまままた眠れたとしても、朝の目覚めは爽快にはほど遠く、ふくらはぎに夕べの余韻の痛みが残ってしまうのがほとんどです。
妊娠中の多くの女性も、必ずと言って良いほど足のつりを経験します。特に妊娠後期の妊婦さんにひんぱんにみられ、ひどい人だと毎日のように悩まされることもあります。なぜ睡眠中や妊娠中に足がつってしまうのか、その原因を調べてみました。
目次
睡眠中に足がつる原因
水分不足
眠っている時は、水分を補給することができません。そのため、血流が悪く血液がドロドロになって酸素や栄養を送れなくなります。
するとマグネシウムやカリウム、カルシウムなどの電解質が不足し、筋肉が収縮して足がつってしまうのです。
冷え
夏場にエアコンを付けっ放しにしたり、寒い日に足を布団から出したままにすると足の筋肉が冷えて、血行不良が起きます。すると血液の循環が悪くなり、足がつる原因となるのです。
加齢などによる筋力の低下
加齢や病気などで運動能力が落ち、筋肉量が減ると、下半身の血流が不足してビタミンやミネラルの補給がうまくいかずに筋肉に疲労がたまるため、足がつる原因になってします。
寝ている体勢
睡眠中は、足が完全に伸びきった状態になっています。仰向けの体勢だとふくらはぎの部分が収縮しているので、運動神経の誤作動によって足のつりが起きやすくなってしまうのです。
病気が原因
昼や夜にこだわらず、足のつりがひんぱんに起きる場合は病気が原因の場合もあります。むくみやだるさが出るなど、他にも気になる症状がある場合は病院で診察してもらいましょう。
糖尿病や脳梗塞、腎疾患、動脈硬化、甲状腺機能低下症、椎間板ヘルニアなどの病気が隠れていることがあります。
妊娠中に足がつる原因
お腹の圧迫による
妊娠も後期になるとお腹が大きくなって血管を圧迫するため、血流が悪くなります。下半身の血行不良で冷えなどが生じ、足がつってしまいます。
骨盤のゆがみ
赤ちゃんが大きくなるとその重みで骨盤が押し広げられ、ゆがみがでます。すると上半身と下半身をつなぐ様々な筋肉が引き戻され、それをふくらはぎの筋肉が、押し戻そうとするため足がつるのです。
栄養不足
妊婦さんはタンパク質やビタミン、ミネラルが不足しがちです。カルシウムやマグネシウムはタンパク質によって体内で運ばれるます。
それが不足すると体内の代謝がうまくいかずに栄養が不足してしまうのです。すると筋肉が収縮して、足のつりにつながってしまいます。
ストレス
妊娠後期は、からだが思うように動かずにストレスを感じてしまいます。ホルモンバランスが崩れると自律神経の働きが鈍くなり、身体中の血管が収縮して血行が悪くなり、足がつる原因になります。
まとめ
ここまで、睡眠中と妊娠中に足をつる原因について紹介してきました。最後に共通する予防法をご紹介します。
- 寝る前にストレッチをする(やりすぎは逆効果)
- お風呂でゆっくり温まる
- 水分をこまめに摂る
- ウォーキングなどの軽い運動をする
- タンパク質、ビタミン、ミネラルをしっかり摂る
- バランスの取れた食事を心がける
- 筋肉のマッサージをする
夜中に足がつったらあわてずに全身の力を抜いてみましょう。足首を回したり、足首を顔の方へ反らすなどをしてみるのも効果的です。
もし、出来るようなら、無理しない程度にストレッチもしてみてください。徐々に痛みが和らいでくると思います。