
足の爪を切ろうとしたら何だかボコボコしている…。そういえばここの所、靴を履いて歩くと親指が痛い。こんな事を感じたことがありますか?
これは足の爪の変形をもたらす病気が原因かもしれません。早めに気が付くように、どんな症状でどんな病気があるのか、対処法や予防法はあるのかを調べてみました。
陥入爪
症状
足の親指の爪によく見られる変形症状です。爪の角が尖って爪の下の軟らかいところに突き刺さり腫れや痛みなどの炎症を起こします。
子供から大人まで多くの人にこの変形がみられます。ひどくなるほど痛みが増して、歩くのも困難になることもあります。
原因
主な原因は深爪です。爪の角が皮膚に食い込んでいくのでその部分を深く切ってしまい、また伸びてくると食い込んでくるという悪循環で悪化します。足に合わない窮屈な靴や反対にブカブカの靴を長く履くことも原因になります。
対処法
軽いうちは深爪にしないよう、角を四角に残す正しい爪の切り方で改善していきますが、痛みが出るなどひどくなると病院での治療が必要になります。爪にワイヤーを通して皮膚の食い込みを解消させる治療などがあります。
爪が伸びていくのを待つので、根気よく時間をかけて治していきます。普段から足に合った靴を選ぶのも大切です。
巻き爪
症状
巻き爪は、陥入爪が進行した状態です。爪が皮膚に食い込んでいく陥入爪に対して爪が横方向にロールしていくのが巻き爪です。
爪の先がぐるりと巻かれるようになります。痛みや炎症が起き、膿が出ることもありますが、症状が出ない人もいます。
原因
これもまた深爪が原因です。深爪で皮膚の部分が多くなり、爪周りの肉が盛り上がって伸びようとする爪の成長を妨げ、変形して巻き爪になってしまいます。生まれつき巻き爪になりやすい形の人もいます。
対処法
巻き爪も陥入爪と同様に爪の切り方で改善していく場合もありますが、食い込んだ爪が炎症を起こしているときは、やはり病院で治療した方がいいでしょう。傷から細菌が入り感染症になる場合もあります。
軽度の場合「食い込んでいるところに綿を詰める方法」や「テーピングで爪と皮膚の間に隙間をつくっていく方法」があります。症状がひどい場合は、手術をすることもあります。
その他にも…
爪白癬
爪が白く濁って厚くなり、変形して時間がたつとポロポロと脆くなってきます。カビの一種の「白癬菌 (はくせんきん)」という水虫菌が爪の中に入ったことが原因でひき起こされます。
治療法としては、飲み薬や塗り薬が用いられます。時間がかかりますが、病院でしっかり治した方が早く良くなります。
爪周囲炎
カンジタ菌やその他の細菌感染により、爪の周りの皮膚が炎症をおこして赤く腫れ上がり、痛みが出ます。病院で抗菌剤などを使って治療します。
爪甲剥離症
難しい字ですが、「そうこうはくりしょう」と読みます。爪の表面が浮き上がってはがれる「二枚爪」と呼ばれる病気です。栄養不足や貧血、乾燥が原因となって起こります。
まとめ
足の爪が変形したり痛みが出ないように日頃から気をつけることは、
- 深爪をしない
- 足に合った靴を履く
- バランスのとれた食生活を心がける
- 足を清潔にして乾燥させる
の4点です。
足の爪は外からの衝撃から指を守ったり、足指の力を発揮しやすくするなどの役割があります。たまには爪をチェックして、美しい健康な爪を保つようにしましょう。