
とくにどこかにぶつけた心当たりも無いのに足の指が痛む。このような症状に覚えがある人は注意が必要です。ひょっとすると何らかの病気に罹っていることが考えられます。
通常、水虫や巻爪などが原因で足の指が痛むことがありますが、負荷を掛け続けていても足の指に痛みがでることもあります。
このように、これといった原因が分からずに足の指が痛む場合、どのような病気が潜んでいるのでしょうか。その原因を一覧にして見ていきましょう。
糖尿病による神経障害
糖尿病になると、さまざまな二次症状が表れます。手足などの末端部分が痛むというのも、その二次症状の一つで、糖尿病性神経障害と呼ばれています。
糖尿病性神経障害は、足の指先が痛むことから自覚することが多くあります。他にはいつまでもしびれているような感覚がつきまとうこともあります。
手の症状は初期では自覚することは少なく、糖尿病が進んでくると、手のしびれや痛みを伴うことがほとんどです。
その他の糖尿病に関する情報は、こちらのページをご覧ください。
モートン病による痛み
モートン病は、女性に多い病気と言われています。モートン病はつま先に長時間の負担がかかっていると罹りやすいと言われている病気で、長時間立った状態で仕事をしている人に多く見られます。
中でも女性は、ヒールが高い靴を履いていることも多いので、男性よりもつま先に負担がかかっていることが多く、そのためモートン病に罹りやすいと言われています。
モートン病は、主に足の中指や人差し指の付け根が痛みますが、ときに指先にまで痛みがでることもあります。
痛風
痛風とは、血中の尿酸値が高くなった状態が慢性化することで引き起こされる病気です。
自覚症状は名前の通り痛みが中心です。膝に痛みを感じる場合が多くありますが、指先に痛みを感じることも珍しくはありません。
とくに足の親指に痛みが出ることが多くあります。寝起きで指先が非常に痛む場合もあるので、このような症状に心当たりがある場合は、医療機関で相談するようにしましょう。
その他の痛風に関する情報は、こちらのページをご覧ください。
中足骨頭痛
中足骨頭痛(ちゅうそくこっとうつう)は、浮足とも言われるもので、足の指に力がうまく入らなくなることで引き起こされると考えられているものです。
足の人差し指の先、付け根に痛みが出ることが多く、足のアーチが形作られていない、いわゆる偏平足の人に多いものです。
足のアーチがないと、体の体重は足の指、とくに親指や人差し指へとかかってしまいます。そこから中足骨頭痛になってしまう場合があります。
普段から、足の裏の筋肉である足底筋膜を刺激してあげることで、ある程度の予防が可能となっています。
外反母趾・内反母趾
外反母趾は聞いたことがあっても、内反母趾はあまり聞くことが少ないものです。外反母趾は親指側に症状が出ますが、内反母趾は小指側に症状がでます。
原因はどちらも同じようなもので、骨が変形してしまうことで引き起こされるものです。
単純に変形しているだけであれば、とくに問題はないのですが、痛みが出ている場合、靴が履けなくなるほどの痛みになることがあります。
最後に
痛みは体が何らかの異常を訴えているサインです。慢性化していると、日常生活の中で後回しにしてしまいがちになりますが、放置していると、大掛かりな治療が必要になったり、重篤な病気であることを見逃してしまったりします。
痛みがあるときは、無理をせず安静を保つように心がけ、症状がひかないなら、医療機関へ行くようにしましょう。