
日焼けした肌は一見健康的に見えますよね。一時期は女子高生の間でも、ガングロブームがありました。その時代から流行っているのが日焼けサロン。
日焼けサロンでは日焼けマシンに入り、人工的に日焼けをすることができます。しかし、日焼けをしすぎると皮膚がんのリスクが上がるということも聞いたことがあるかと思います。
では、日焼けマシンでの日焼けは、皮膚がんになる可能性があるのでしょうか?
日焼けと皮膚がん
日焼けの原因は紫外線です。日光浴は人間の体内でビタミンDを生成させ、骨粗鬆症の予防につながると言われていますが、浴びすぎるのも問題です。
シミや肌の老化が早まることに加え、皮膚がんのリスクが高まってしまいます。
紫外線は皮膚の細胞の遺伝子を傷つけ、その細胞の傷つく速度に自分の身体の修復力が追い付かなくなると、がんになってしまうのです。
紫外線にはUVAとUVBという波長の違う2種類があります。UVBはUVAに比べて有害と言われており、日焼けマシンはUVBを抑えて、UVAで肌を赤くせずに日焼けできるようになっています。
しかし、皮膚が褐色になるのは、皮膚がダメージを受けているからなのです。
確かにUVAはUVBよりも安心ですが、皮膚の細胞を酸化させ、その波長の長さから皮膚の深部まで到達するため、決して安全とは言い切れません。
日焼けマシンの有害性
海外では、日焼けサロンや日焼けマシンによる皮膚障害がたくさん報告されています。
カリフォルニア大学の研究チームでは、日焼けマシンを使用した方のがん罹患率が、使用していない方よりも高いことを報告しています。
特に、25歳未満の若い世代では他の世代よりもリスクが高いのです。アメリカでは、日焼けマシンに関して、18歳未満は使用すべきではないという警告表示を義務つけています。
日本でも、皮膚科専門医を対象としたアンケートで、150例を超える健康障害が報告されています。
主に、日焼けマシンの当てすぎによる症状でしたが、シミやがんなどの皮膚障害でしたが、時には眼の障害も併発していたことがあったようです。
家庭用の日焼けマシンでも、健康障害が報告されているため、国民生活センターでは危害情報を出しています。
まとめ
一見健康そうに見える褐色肌を得るために、日焼けサロンや日焼けマシンでの無理な日焼けは後々皮膚がんのリスクを高めることになってしまいます。若い時の見かけだけのために、日焼けマシンを使うことは決してオススメできません。